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【巨人コラム・Gペン】“劇薬”が必要

スポーツ報知 9月11日(日)6時6分配信

 今年から高校生になった娘は、巨人ファンである。中学時代、部活では「坂本勇人」の名前が入ったスポーツタオルを使っていた。同級生からは「巨人かよ」と突っ込まれても平然としていたが、高校に進学してからはそのタオルを自宅に置いていくことが増えた。

 気になって、聞いてみると「大阪あるある」的な答えが返ってきた。

 「後ろの席の子が阪神ファンなんよ。朝、会うと『高山は昨日も打ってんで。カッコええわ』と話しかけてくるねんで。そんな子の前で『坂本勇人』のタオルを出したら、けんかになるわ」

 確かに授業開始前から教室で“伝統の一戦”が始まったら、周囲はたまったものではない。笑っていたら、娘がこんなことを聞いてきた。

 「今年の巨人って、どうなん。強いの」

 そう感じるのも無理はない。代打・坂本のひと振りで逆転勝ちした8日の阪神戦のような派手な試合はあったが、大半が「勝つには勝ったが…」という感じ。ミスで負けた試合が多く、どこか物足りなさを否めなかった。

 10月からクライマックスシリーズ(CS)が始まる。CSクリンチがひとケタとなり、ほぼ出場は間違いない。今度は短期決戦。ペナントレースと違い、瞬発力的な強さ、勢いを求められる。爆発力と言い換えてもいい。今年の巨人には欠けていたかもしれない。

 CSまで残された時間は少ない。公式戦のような戦いでは正直、厳しいように思う。

 「短時間でチームを変えるためには思い切った手が必要」

 1996年に担当したオリックス・仰木監督の言葉だ。その年、決定力不足を解消するため、不動の1番打者のイチローを後半戦から3番に据えた。攻撃陣の柱を動かすという禁じ手が功を奏し、リーグ優勝、そして日本一に輝いた。

 巨人にはどんな手があるだろうか。ポストシーズン限定で菅野を抑えで起用するぐらいの“劇薬”があってもいい。 (箕嶋 正治=1996、97年オリックス担当)

最終更新:9月16日(金)11時40分

スポーツ報知

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