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【速レポ】<中津川フェス>麗蘭、「大晦日みたいな盛り上がりだな」

BARKS 9月11日(日)10時39分配信

少しずつ暮れてきたRESPECTステージに登場したのは、仲井戸“CHABO”麗市と土屋“蘭丸”公平によるユニット、麗蘭だ。昨年も出演している彼らだが、1991年のデビューから数えて今年は結成25周年を迎えるだけに、昨年とは一味違うステージとなりそうだ。また、10月5日に3枚目のオリジナル・スタジオ・アルバム『25』をリリースすることもあり、新曲も期待される。

◆麗蘭 画像

定刻になり、お馴染みのSE「浪路はるかに」が流れると、待ちわびた観客から大歓声で迎えられた。「こんにちは。麗蘭です。<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2016>へようこそ! いい天気。みんな楽しんで行ってくれー。太陽エネルギー!」と叫ぶ仲井戸“CHABO”麗市の隣で土屋公平がファンキーなカッティングを刻み出した。阿吽の呼吸で始まったのは、1stアルバム『麗蘭』の1曲目として知られ、数々のオープニングを飾ってきた「ミッドナイト・ブギ」ではあるものの、CHABOが間奏でスライドギターを聴かせるなど、オリジナルとは全く異なるアレンジになっている。グイグイと曲を前に押し出していく早川岳晴(Ba)とJAH-RAH(Dr)の強力なリズム隊は、続くファンクチューン「HUSTLE」でもパワフルな演奏の土台を創り上げる。ちなみに「HUSTLE」はCHABOのソロアルバム『DADA』に収録されたオリジナルとほぼ同じアレンジで聴かせた。

「4年連続、今年も晴れ。さすが明るい佐藤タイジ!」と主催者を褒め称えた後は、<中津川 THE SOLAR BUDOKAN>のテーマソングとして去年作った「太陽がいっぱい」を今年も披露してくれた。「ソーラーブドーカン! ソーラーエネルギー!」と曲間に挟みながら歌うCHABO。2012年12月の日本武道館公演からこのイベントに出演しているだけに、その思いは強いようだ。「クレイジー・ホース」では土屋がボーカルを取り、お得意のルーズなロックンロールギターをCHABOと交互に聴かせる。こうして聴くと改めて2人が日本のロックギタリストとして特別な存在であることがよくわかる。

ここで、結成25周年を迎えたこと、ニューアルバムを出すことを告知。13年振りのアルバム、しかも25年の活動で3枚目のアルバムということもあり、「量より質」と強調するCHABO。続いて近年亡くなったミュージシャンの名を挙げながら、2014年にこの世を去ったジョニー・ウィンターへ捧げる曲「Go Johnny Go(J.Winterに捧ぐ)」をプレイ。気合の入ったあのギターを思い出さずにはいられないアップテンポで強烈な個性あるブギーだった。CHABOがギターをチェット・アトキンス・モデルに持ち替えると、もちろん演奏するのはあの曲だ。「記念すべき1stアルバムからやります。救いの神さま、それは“MUSIC”」とCHABOが叫び、土屋が麗蘭の原点ともいうべき「MUSIC」のソリッドなカッティングを弾き出すと、待ってましたとばかり観客たちも大盛り上がり。もちろんサビの“MUSIC”は大合唱だ。歌い終えるとあまりの盛り上がりに「なんか大晦日みたいな盛り上がりだな(笑)。来年もよろしく」とCHABO。

「今日みたいな、綺麗な赤い夕焼けや朝焼けがなくならないといいね」とのMCから真っ赤な照明の中で演奏された新曲「紅く・れ・な・い」は、自然の美しさと人間の愚かさを対比させた歌詞が胸に残る曲で、その最後ではCHABOと土屋がユニゾンフレーズを繰り返した。ラストナンバーは「マニフェスト(we are the Lay-Run)」。タイトルとは裏腹に否応なく腰がうずくディスコナンバーだ。土屋がメインリフを繰り返して曲をループさせながら演奏は続く。「麗蘭のキャプテン・オブ・ソウル。仲井戸“CHABO”麗市」と紹介されると、ステージの前にテレキャスのヘッドを向けてソロを弾くCHABO。「明日も楽しんでいってねー!」と4人で手をつなぎ深々と礼をして、ボブ・マーリーの曲をアウトロに最高にハッピーな余韻を残しながらステージから去った。

取材・文◎岡本貴之
撮影◎三浦麻旅子

【麗蘭@RESPECT STAGEセットリスト】
01. ミッドナイト・ブギ
02. HUSTLE
03. 太陽がいっぱい
04. クレイジー・ホース
05. Go Johnny Go(J.Winterに捧ぐ)
06. MUSIC
07. 紅く・れ・な・い
08. マニフェスト(we are the Lay-Run)

■<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2016>
Day1:2016年 9月10日(土)
Day2:2016年 9月11日(日)
会場:岐阜県中津川市 中津川公園内 特設ステージ
岐阜県中津川市茄子川1683-797
※雨天決行(荒天の場合は中止)

▼9月10日(土)出演者
シアターブルック、AFTER SCHOOL HANGOUT (林立夫&沼澤尚 with 鈴木茂, 森俊之, 沖山優司 featuring Leyona and 高橋幸宏)、チャットモンチー、DJダイノジ、怒髪天、H ZETTRIO、麗蘭、ましまろ、MONGOL800、NAMBA69、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、RIZE、SA、Spinna B-ILL、10-FEET、Dragon Ash、SCOOBIE DO、THE BLACK COMET CLUB BAND、cro-magnon、加藤登紀子、シシド・カフカ、中川敬 (ソウル・フラワー・ユニオン) 、オレスカバンド、NO GENERATION GAPS(うじきつよし・佐々木亮介)、Dachambo、DJ NOBU A.K.A. BOMBRUSH! with IO, DONY JOINT & YOUNG JUJU (KANDYTOWN / BCDMG)

▼キャンパーズParty“Village Of illusion”
LIVE:フォークソング部 (NAOKI[SA]+上原子友康 [怒髪天])、藤井一彦 (THE GROOVERS)、 Rei
DJ:SEIYA、DJ PAIPAI & SWEET RAVE、DJ 吉沢dynamite.jp
Midnight illusion:瀧澤賢太郎、DJ EMMA、KEN ISHI

▼9月11日(日)出演者
ACIDMAN、a flood of circle、赤い公園、THE COLLECTORS、ダイノジ(Talk&Live)、the HIATUS、インディーズ電力 大取締役会、Nothing’s Carved In Stone、THE King ALL STARS(加山雄三、佐藤タイジ、古市コータロー、名越由貴夫、ウエノコウジ、武藤昭平、山本健太)、八代亜紀、さかいゆう feat. 福原美穂 × 中津川 JAM (柴山哲郎、沼澤尚、中條卓、森俊之) 、the LOW-ATUS、ROVO、浜崎貴司 GACHI SOLAR SPECIAL(浜崎貴司、仲井戸“CHABO”麗市、佐藤竹善(Sing Like Talking)、PES(RIP SLYME)、山田将司(THE BACK HORN))、MANNISH BOYS、LIVE FOR NIPPON ~Pray For 熊本~ (高田漣.・東田トモヒロ・山口洋)、 片平里菜、真心ブラザーズ、ストレイテナー、チャラン・ポ・ランタン、BimBamBoom、Young Juvenile Youth、OZROSAURUS、ROTH BART BARON、TheSunPaulo、Yasei Collective、iCas(インディーズ電力 大取締役会)、LIFE IS GROOVE(KenKen、山岸竜之介、SATOKO、タブゾンビ)

最終更新:9月11日(日)10時39分

BARKS