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街頭消火器44本盗難 岐阜市南部

岐阜新聞Web 9月10日(土)9時28分配信

 岐阜市は9日、路上などに設置してある「街頭消火器」44本が相次いで持ち去られた、と発表した。近くの路上などに薬剤が噴射された跡も見つかり、悪質ないたずらとみられる。市消防本部は「火事が起きたときのことを考えて、深刻さを認識してほしい」と警告、岐阜羽島と岐阜南の両署に盗難届を出した。
 街頭消火器は、ステンレスやプラスチック製の赤い箱に入っている。誰でも初期消火で使用できるようにと鍵はない。
 被害に遭った現場は市南部の柳津、鶉の両地域で、半径約2キロの範囲。8月上旬時点では異常はなかった。
 最初に持ち去りが見つかったのは今月4日。同市柳津町上佐波の宮上公園に消火剤がまかれた跡がある、と住民から消防に通報があった。調べたところ、周囲でほかにも被害が分かった。
 持ち去られた44本のうち、15本は近くで使われた状態で発見された。残る29本は見つかっていない。まかれた跡は道路や用水路などで確認された。
 岐阜市内の街頭消火器は計6633本。消防本部によると、2カ月に1度点検している。これまでにも紛失はあったというが、「短期間にこれだけ持ち去られた例はない」と情報提供を呼び掛けている。連絡先は南消防署、電話058(272)2012。

岐阜新聞社

最終更新:9月10日(土)10時5分

岐阜新聞Web