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10月に片島灯籠まつり かわたな桜援隊 ネットで活動資金集め

長崎新聞 9月10日(土)9時10分配信

 長崎県東彼川棚町三越郷の片島地区にある戦争遺構「魚雷発射試験場跡」で10月29、30の両日夜、約4千個の竹灯籠に明かりをともす「片島竹灯籠まつり」が開かれる。企画した同町の町おこしグループ「かわたな桜援隊」(三好史朗代表)はインターネットで不特定多数の人から出資を募る「クラウドファンディング(CF)」を活用し、協力を呼びかけている。

 試験場は1918年、同地区に開設。佐世保と川棚の海軍工廠(こうしょう)などで製造された魚雷の性能確認が行われた。現在は管理棟、発射場、観測所の建物跡が残っている。第1回の昨年は、「桜援隊」が同試験場跡の歴史的価値を広く知ってもらおうと開き、1日で千人以上が訪れた。

 だが、昨年は地元有志が手弁当で準備し、なんとか開催にこぎ着けた状況。内容を充実させ、来場者により楽しんでもらえるよう、活動資金30万円をCFの活用で集めることにした。

 出資額は1口千円~3万円で、CFサイト「FAAVO長崎」を通じて10月16日までに申し込む。金額に応じて返礼品があり、オリジナルタオルやTシャツのほか、3万円の出資者(3グループ対象)向けに当日の片島周辺の海上クルーズも用意した。

 まつりは両日午後5~9時。会場では音楽演奏や同町の歴史についての映像放映などを予定している。実行委は2日間の来場者目標を5千人と設定。三好代表は「先人がつないでくれた平和の願いを未来へつないでいくために力を貸してほしい」としている。

 問い合わせは三好代表(電080・5241・8785)。

長崎新聞社

最終更新:9月10日(土)9時10分

長崎新聞