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ネット時代の“男心”つかむ ラッピングサービス人気の理由は? 福岡

西日本新聞 9月10日(土)14時10分配信

 「パッケージプラザエジマヤ」の屋号で、こん包資材や包装紙、業務用紙皿などを販売する「包装の江島屋」(福岡県飯塚市堀池)。近ごろ、他店で購入した持ち込み商品のラッピングサービスの利用客が、じわじわ増えているという。日吉奈穂子社長(45)に人気の理由を聞いた。

 私の祖父母が1948年、飯塚市菰田西の飯塚駅前に生活雑貨品店を開店したのがわが社の始まりです。両親の代に現在地に移転し、96年に包装用品販売をフランチャイズ展開する「パッケージプラザ」の加盟店になりました。

 ラッピングサービスの始まりは3年ほど前です。若い男性が来店し、「女性への贈り物を包装してほしい」とのこと。当時はラッピングはしていなかったのですが、出来上がりを見て非常に喜ばれ、後日菓子折りを持ってきてくださいました。ラッピングの技術が「売り物」になると確信しました。

「受け取った瞬間から女性を喜ばせたい」という“男心”

 現在は月に20~30件の依頼があります。半数以上が男性です。相手の性格や趣味、好きな色などを聞きラッピング。料金は使う包材により異なりますが、300円から800円程度です。座椅子やプレゼント入りの段ボールなど、変わった物のラッピングを頼まれたこともあります。

 人気の理由が分かったような気がしています。今はインターネットショッピングで何でも、しかも安く買えます。だけど凝った包装はしてくれないことが多い。男性の利用が多いのは、「ネットで出費を抑えつつ、受け取った瞬間から女性を喜ばせたい」という“男心”ではないでしょうか。

 現代人ならではの方法で買い物をしながら、どこか昔ながらでロマンチック。全力で応援したくなります。どんな物でもすてきに変身させてみせます。

▼日吉奈穂子(ひよし・なほこ)社長

 1971年生まれ。福岡県飯塚市出身。嘉穂高、奈良大文学部地理学科卒業。95年に「包装の江島屋」入社。2014年に社長就任。趣味は旅行。国内では渓谷や大木巡り、海外ではカナダ、ニュージーランド、インドネシアなどでラフティングをしてきた。飯塚市在住。

西日本新聞社

最終更新:9月10日(土)14時10分

西日本新聞

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