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横溝正史ワールドで金田一に出会った 岡山・高梁で映画ロケ地ツアー

山陽新聞デジタル 9/10(土) 18:50配信

 「八つ墓村」「獄門島」など探偵小説家横溝正史作品の映画ロケ地を巡るバスツアーが10日、岡山県高梁市成羽町吹屋地区などで行われた。スタッフや地元住民が名探偵金田一耕助といった登場人物に扮(ふん)してもてなし、岡山県内外から参加したファン37人を横溝ワールドへといざなった。

 江戸期の大庄屋・広兼邸(成羽町中野)では、金田一の衣装をまとったスタッフが案内。ファンには映画「八つ墓村」の舞台・田治見家として知られており、作品に登場する濃茶の尼が鎌を持って「たたりが来るぞ。帰れ、帰れ」と出迎えると、参加者は写真を撮るなどして大喜びした。

 ほかにも、ドラマで使われた吹屋地区のベンガラ色の町並み、国登録有形文化財・西江邸(成羽町坂本)などゆかりの地を見学した。さいたま市の男性会社員(50)は「作品の面影がある場所ばかりで登場人物になった気分。おもてなしも最高」と話した。

 ツアーは、横溝が戦中戦後に疎開していた倉敷市真備町地区を中心に開かれるコスプレイベント「1000人の金田一耕助」(同市、高梁市などでつくる実行委主催)の事前行事。JR倉敷駅を発着し、一部区間は映画に登場したバスそっくりに塗装したボンネットバスで巡った。

最終更新:9/10(土) 18:50

山陽新聞デジタル