ここから本文です

築地市場 11月4、5日は開場 豊洲移転延期受け 東京都

日本農業新聞 9月10日(土)7時0分配信

 東京都は9日、築地市場に設定していた11月4、5日の臨時休市を取りやめ、開場日とすることを決めた。同月7日に予定されていた豊洲新市場への移転が延期され、引っ越し作業がなくなったためだ。同市場協会の伊藤裕康会長は「決まった以上、流通に迷惑を掛けないように市場を開けるのは当然」と話した。

 同日開かれた都中央卸売市場取引業務運営協議会で、都が報告した。同時に2017年の中央卸売市場の臨時休市・開場日も協議。築地市場については、新市場への移転日が確定するまでは、大田など他市場と同じ臨時休市などを設定した。

 また、築地市場の移転問題で同日、都と築地市場の業界団体でつくる「新市場建設協議会」の会合もあった。都が改めて延期への理解を求めたのに対し、東京シティ青果の鈴木敏行社長は「新たなビジネスモデルをつくろうと産地にも荷物を増やすよう呼び掛けてきた」と強調。野菜など産地側にも影響が及ぶとし、早急に移転時期や対策方針を明らかにするよう求めた。

 同市場協会の延期再考の要望に対し、伊藤会長は小池百合子都知事から「要望にはお応えしかねる」とする回答があったことを紹介。都の説明や対策に不満を示し、移転延期による損失などを抱える事業者の不安解消に努めるよう訴えた。

 都は「移転延期で影響が最小限になるよう、適切に対応したい」と述べるにとどまった。

日本農業新聞

最終更新:9月10日(土)7時0分

日本農業新聞