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池島アーバンマイン破産へ 三井松島産業子会社 負債総額40億円

長崎新聞 9月10日(土)9時10分配信

 三井松島産業(福岡市)は9日、金属リサイクル事業などを手掛けていた子会社「池島アーバンマイン」(長崎市池島町)について、長崎地裁に破産手続きの開始を申し立てたと発表した。負債総額は40億円。帝国データバンク長崎支店によると、県内で今年最大、九州・沖縄地区でも4番目の大型倒産となった。

 池島アーバンマインは2001年の池島炭鉱閉山後の地域活性化に向け、07年に設立した。工場から出る金属や廃自動車のリサイクル事業を手掛けていたが、設備トラブルや売り上げ不振に伴い14年12月までにすべての事業を停止。社員78人も全員退職した。その後も事業再開を模索していたが断念した。

 三井松島産業は債権39億円が回収不能となる見込みだが、これまでに引き当て処理をしており、17年3月期連結決算への影響は「軽微」としている。

 一方、長崎市が観光活用している池島炭鉱関連施設の管理・運営を担う別の子会社「三井松島リソーシス」は事業を継続している。

長崎新聞社

最終更新:9月10日(土)9時10分

長崎新聞