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平和の泉改修へ 半世紀たち老朽化進む

長崎新聞 9月10日(土)9時10分配信

 定例長崎市議会は9日、一般質問を続行し、木森俊也議員(市民ク)、吉原孝議員(創生自民)、林広文議員(公明)、平野剛議員(明政ク)の4人が登壇。平和公園内にあり、建設から50年近く経過した「平和の泉」について、市は被爆75年の2020年までに改修する方針を示した。

 平和の泉は1969年、水を求めて亡くなった原爆犠牲者を慰霊するため、核兵器禁止平和建設国民会議(核禁会議、現在は核兵器廃絶・平和建設国民会議に改称)などが全国から浄財を集めて造った。円形の噴水池は直径18メートル。石碑には9歳で被爆した少女の手記から抜粋した「のどが乾いてたまりませんでした」などの言葉が刻まれている。

 市みどりの課によると、85年にポンプを取り換えたほか、周囲の歩道の割れたタイルを随時張り替えてきた。噴水池は建設当時のままで、底のモルタルがひび割れ、池を囲む石張り壁が一部はがれている。今後、国民会議側と話し合い、改修に向けた準備を進めるという。

 木森議員の一般質問に、吉田安秀まちづくり部長が「一定老朽化が進んでいると認識している。被爆75年を目標にし、それまでには改修できるよう努力したい」と答弁した。

長崎新聞社

最終更新:9月10日(土)9時10分

長崎新聞