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最後の企画展 川崎・砂子の里資料館

カナロコ by 神奈川新聞 9/10(土) 9:03配信

 川崎市川崎区の旧東海道沿いの「川崎・砂子の里資料館」で、休館前の最後の企画展が17日まで開かれている。休館を惜しむ来場者でにぎわっていて、斎藤文夫館長は「小さな博物館だが、これだけ多くの方が名残を惜しんでくれて感慨深い」と話し、一日も早く再開できるよう努力するという。

 「これぞ日本の宝・珠玉の浮世絵名品展」と題した展示では、鈴木春信が小野小町の一代記を描いた「風流やつし七小町」や、喜多川歌麿が大店(おおだな)の年中行事を描いた「恵比寿講」など「世界に1枚」という作品をはじめ、菱川師宣、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳といった江戸時代の著名な浮世絵師の貴重な71点が並んでいる。斎藤館長の浮世絵コレクション約4千点の中から「浮世絵180年の歴史を代表するような」作品ばかり。県内をはじめ関東近県、台湾、オランダなどから多くのファンが来場している。

 15年にわたって浮世絵の魅力を伝え、地域文化に貢献してきた同館は、マンションへの建て替えのため今回の企画展をもって休館する。現在、コレクションを常設展示する施設が京浜地区に開設できないか、民間企業と協議している。

 日曜休館、入場無料。問い合わせは、同館電話044(222)0310。

最終更新:9/10(土) 9:03

カナロコ by 神奈川新聞

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