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全米&全英1位!各国のリスナーが絶賛するのも納得の完成度、豪華ハリウッド・スターたちとのデュエット集『アンコール』(Album Review)

Billboard Japan 9月10日(土)17時40分配信

 最新米ビルボード・アルバム・チャート(9月17日付)で自身11作目のNo.1を獲得した、バーブラ・ストライサンドの最新アルバム『アンコール』。本作があまりにも素晴らしいと、全米のみならず、全世界のリスナーが絶賛している。

 女優・歌手としてトップに君臨するバーブラのキャリアを振り返ると、1963年のデビュー作『ザ・バーブラ・ストライサンド』で最高位8位をマークし、【グラミー賞】を受賞。翌年に発売されたアルバム『ピープル』では、初の全米No.1を獲得した。そして同1964年には、ブロードウェイ・ミュージカルのシンガーとして『ファニー・ガール』に出演し、その名を世に知らしめたのである。

 自身の原点ともいえるミュージカルの名曲を、様々なハリウッド・スターとデュエットしたのが、本作『アンコール』。パートナーのネームバリューだけでなく、楽曲の完成度もすばらしいのだ。

 『コーラスライン』(1975年)からは「アット・ザ・バレエ」を、アン・ハサウェイとデイジー・リドリーといった人気女優たちが担当し、キュートに歌う姿が目に浮かぶようなミュージカルらしい仕上がりになっている。

 3曲目の「フー・キャン・アイ・ターン・トゥ」では、故・アンソニー・ニューリーの録音された音源に、バーブラが重ねてデュエットするという感動的なシーンをみせる。

 5曲目の「エニー・モーメント・ナウ」では、『レ・ミゼラブル』(2012年)で見事な歌声を披露した、ヒュー・ジャックマンとデュエット。むしろ、本作よりもこのデュエットの方が秀逸?というほど、彼の歌唱力が活かされた仕上がりになっている。

 日本では10月21日に公開予定の映画『スター・トレック BEYOND』で主演を務めるクリス・パインも参加していて、『ライト・ディス・ウェイ』(1938年)~『マイ・フェア・レディ』(1964年)のメドレーを、バーブラの美しいボーカルに絡ませ、色気たっぷりに歌っている。

 自身もシンガーとしてヒット曲をもつ、名俳優ジェイミー・フォックスは、ラストを飾る『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年)の「すべての山に登れ」でパートナーを務め、まるでミュージカルのクライマックスを演出するような、ダイナミックなデュエットで幕を閉じる。

 その他にも、メリッサ・マッカーシーやセス・マクファーレンといった人気俳優も参加している本作、『アンコール』。国や年代、性別を超えて、多くのリスナーが絶賛するのも納得の完成度だ。御年74歳のバーブラ・ストライサンド。デビューから、常にトップを走り続けている彼女のキャリアは、誰も超えられない。

Text:本家一成

◎リリース情報
『アンコール』
バーブラ・ストライサンド
2016/08/31 RELEASE
2,808円(tax incl.)

最終更新:9月10日(土)17時40分

Billboard Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。