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梅枯れ対策の団体解散

紀伊民報 9月10日(土)17時1分配信

 和歌山県田辺地方の梅農家らでつくる「梅枯れ対策期成連盟」(坂本学会長)が、解散することを決めた。梅枯れと関西電力御坊火力発電所の稼働との因果関係を追求してきたが、生育不良の木が減って「役目を終えた」として18年の活動に幕を閉じた。

 同連盟は1998年、田辺市やみなべ町、上富田町の梅農家ら約千戸で設立。地域では多くの梅やサクラの木が衰弱したり、根から枯れたりして農家らの生活に関わる大きな問題になっていた。同連盟は御坊火電の排煙が梅枯れに関係しているとして、関電などに設備の改善や原因究明を求めてきた。

 田辺市内で梅の生育不良の新規発生本数は99年の約1万9千本をピークに減少傾向となり、昨年の関係団体の調査では1384本に減っていた。その多くが病害虫によるものだという。

 同連盟の会員や支援者が高齢化し、6日にあった役員会で解散を決めた。会費は梅の生育不良について調査している田辺市に寄付する。

最終更新:9月10日(土)17時1分

紀伊民報