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湯涌の農業に若者の力 大学生が稲刈り手伝う

北國新聞社 9月10日(土)3時10分配信

 湯涌地区のにぎわい創出を目指す学生と社会人による団体「湯涌若者活性化グループ花咲くLIFE(ライフ)」は9日、農業従事者の高齢化が進む下谷町の水田で、稲刈り作業を手伝った。収穫したコシヒカリは金沢学院大の学生食堂で消費される。芝原中では、生徒が「金沢湯涌かぶら」の種をまき、湯涌の農業を盛り上げる若い力に住民が目を細めた。

 下谷町では、金沢学院大4年の佐々木苗美さん(22)、金沢工大4年の國原和さん(22)、金大3年の深水琢也さん(20)が、同町の農業荒井稔さん(64)の稲刈りを手伝った。荒井さんの所有する約5万平方メートルの水田で、鎌で稲を刈る作業や収穫した米を脱穀機に入れる力作業に取り組んだ。

 同団体は田植え前の農業用水の掃除から稲作を手伝っている。近くに若い親戚がいないという荒井さんは頼もしい若者の力に感謝し、来年からは同団体に水田の管理を任せる予定という。

 収穫した米は同地区に近い金沢学院大の学生食堂に提供し、20日から使用される。メンバーは11日ごろまで交代で稲刈りに励む。「地元で育てた安心の米」であることを伝えるポスターを制作し、大学の食堂に張り出す。佐々木さんは「立派に実ってうれしい。作り手の顔が見える農作物を通し、農業への関心を高めたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:9月10日(土)3時10分

北國新聞社