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小堀が6位入賞 いわて国体400メートル自由形

北國新聞社 9月10日(土)3時10分配信

 第71回国体(2016希望郷いわて国体)水泳第5日(9日・盛岡市立総合プール)石川勢は競泳の成年男子400メートル自由形で小堀勇気(ミズノ)が6位、飛び込みの少年男子板で中秀太郎(小松市立高)と成年女子高で太村朱里(富士常葉大)が8位にそれぞれ入賞した。競泳の少年女子B100メートルバタフライ予選では、竹野桜(小松市立高)が県高校新記録となる1分1秒85をマークしたが、惜しくも9位となり、決勝進出を逃した。

 400メートル自由形決勝は小堀にとって特別な戦いとなった。リオ五輪800メートルリレーでともに銅メダルを獲得した松田丈志、江原騎士が出場し、松田の引退レースでもあった。「丈志さんがいたからここまでこられた。隣で泳げて幸せだった」。憧れの先輩へ思いの丈をぶつけた力泳に充実感が漂った。

 200メートルを1位で通過し、250メートルをターンしたところで松田と並んだ。「ここから丈志さんの見せ場が来るなと思いながら、負けないように頑張って泳いだ」。6位に沈んだものの、優勝した江原と3位の松田と抱き合って笑顔を見せた。

 五輪を終えてから初めてのレースは調整不足で臨んだ。肩の不調もあり、不安でいっぱいだったが、松田から「3人とも不安しかないよ」と言われて気が楽になり、持てる力を出し切ることに集中した。

 小堀は「小さい時から丈志さんを一番尊敬してきた」という。自分と同じように出身地の地方都市で、指導者とマンツーマンで泳力を磨き、数多くの実績を残してきた実力者は憧れの存在だった。

 リオ五輪の予選後に松田から掛けられた「覚悟を持って全員が強い気持ちでいこう」との言葉を「これからの水泳人生の大きな力にしたい」とかみしめ、さらなる飛躍を誓った。

北國新聞社

最終更新:9月10日(土)3時10分

北國新聞社