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タルーロFRB理事:利上げへの慎重姿勢を示唆-インフレの証拠必要

Bloomberg 9月10日(土)2時2分配信

米連邦準備制度理事会(FRB)のタルーロ理事は、経済に利上げに向けた十分な勢いがあると判断できるまで辛抱強く待つ考えを示唆した。一方で、当局が年内に利上げに動く可能性も排除しなかった。

理事は経済専門局CNBCのインタビューで、年内の利上げについての質問に「私としてはその可能性は排除しない」とした上で、「当局者全員が毎回の会合に臨む際に、勢いが変化し、予想も変わり、よってわれわれが認識を変えることになるという可能性に対して、オープンな姿勢を維持することが重要だ」と述べた。

タルーロ理事は、利上げの具体的な時期については言及を避けた。経済については、堅調な消費など力強さの兆候がやや見られるとした一方、労働市場は基本的に横ばいが続いており、インフレ率はほんのわずかな上昇にとどまっていると指摘した。またFOMCの中で自身は「証拠にこだわる」グループ、つまりインフレのさらなる証拠を目にしたいと考えている当局者のグループに属すると説明した。

タルーロ理事は、「私の見解では、講じる措置の内容にかかわらず、現時点で最も望ましいのはインフレ率の上昇が続き、目標に近い水準を維持するという実際の証拠を目にすることだ」と指摘。「われわれは、これまで何度も偽りの浮沈を目にしてきた」と述べた。

Jeanna Smialek

最終更新:9月10日(土)2時2分

Bloomberg