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欧州債(9日):ドイツ債続落、10年債利回りは7月以来のプラスに

Bloomberg 9月10日(土)2時40分配信

9日の欧州債市場では、ドイツ10年債利回りが再びプラス圏に浮上した。

欧州中央銀行(ECB)が追加金融緩和に消極的な姿勢を示し、その緩和スタンスに対する投資家の信頼が後退するなか、ドイツ10年債は2日続落した。利回りがプラスを付けるのは7月以来。

スコシアバンク・ヨーロッパの金利ストラテジスト、フレデリック・プレテ氏(パリ在勤)は「ECBが8日、経済成長とインフレの予想を引き下げたにもかかわらず、まったく行動を起こさなかったのはやや意外だった」と発言。「過去には遅滞なくインフレを目標に戻したいと表明していた。だが、もはやそうではなくなったということだ」と語った。

ロンドン時間午後3時41分現在、ドイツ10年債利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇のプラス0.006%。前日も6bp上昇しており、2日間の上昇幅としては3月以来の大きさ。2026年8月償還債(表面利率ゼロ)の価格は0.663低下の99.944となった。

30年債利回りは10bp上昇の0.61%で、英国の欧州連合(EU)離脱選択が明らかになった6月24日以来の高水準に達した。

原題:German Bond Yield Turns Positive as Traders Reappraise ECB’s QE

Marianna Duarte De Aragao

最終更新:9月10日(土)2時40分

Bloomberg