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独少年捕虜、ナチが埋めた地雷を撤去「ヒトラーの忘れもの」12月公開

映画.com 9月11日(日)8時0分配信

 [映画.com ニュース] 「地雷と少年兵」のタイトルで第28回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最優秀男優賞を受賞したデンマーク・ドイツ合作映画「Land of Mine」が、邦題「ヒトラーの忘れもの」として、12月に劇場公開することが決定した。

 1945年5月、ナチス・ドイツ降伏後のデンマークで、ドイツ軍が海岸線に埋めた地雷撤去のため、捕虜のドイツ兵たちが駆り出されたが、その多くが10代の少年兵たちだった。歴史上の事実でありながら、デンマーク国内でもほとんど知られていなかった悲劇を題材にした人間ドラマ。軍曹役のローラン・モラーと少年兵役のルイス・ホフマンが第28回東京国際映画祭で最優秀男優賞受賞のほか、デンマークのアカデミー賞にあたるロバート賞で作品賞や監督賞を含む最多6部門を受賞している。

 メガホンを取ったのは長編映画3作目となる新鋭マーチン・サントフリート。次回作は、第2次大戦後の日本のヤクザ社会に身を投じるアメリカ人兵士の運命を、ジャレット・レト、浅野忠信の共演で描く「The Outsider(原題)」を日本で撮影する予定だ。

 捕虜となったドイツ少年兵は、200万個の地雷処理のためにデンマーク西海岸へと送られる。ドイツ人たちを憎悪するデンマーク軍軍曹ラスムスンは、少年兵たちに食べ物も与えず、地雷を探させるため毎日浜辺に向かわせる。しかし次々に撤去失敗や誤爆によって目の前で死んでいく少年たちを見るうちに、ラスムスンは葛藤を感じるようになる。

 「ヒトラーの忘れもの」は12月、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。

最終更新:9月11日(日)8時0分

映画.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。