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時が経っても価値が落ちない! ヴィンテージマンションとは?

ZUU online 9/11(日) 6:10配信

「ヴィンテージマンション」という言葉をご存じでしょうか。ヴィンテージマンションとは、一般的に築年数を重ねるにつれて資産価値が上昇し、今日では希少価値の高くなったマンションのことです。ワインや家具などでも「ヴィンテージ」という言葉が使われますが、マンションで言う「ヴィンテージ」も同じような意味合いになります。

ワインであれば時とともに味が熟成され、家具ならば風合いや艶が出てくるものですが、マンションのような建物は基本的には年数が経つごとに劣化して価値は下がります。逆に「経年優化」していくのがヴィンテージマンションですが、そう呼ばれるためにはいくつかポイントがあり、数もそう多くありません。今回は、そんなヴィンテージマンションについて取り上げます。

■ヴィンテージマンションの条件とは?

一般的に「ヴィンテージマンション」の条件は確固たるものはありません。しかし、よく目にするヴィンテージマンションでは以下のようなポイントが重要視されているようです。

・ 立地が良い
人気のエリア内にある、あるいは人気の駅が最寄りである

・ デザイン性
シンプルで飽きのこないもの、特徴的なデザインなどさまざま。共通しているのはどれだけ年数を経過しても愛され続けるデザインである

・ 管理
築年数を感じさせない綺麗さも魅力の一つ。綺麗さを保つため、マンションの良質な管理が行き届いている

・ 価格
周囲から評価されている物件である。時期にもよるが、価格の基準はおおむね首都圏で坪単価300万円以上が目安

■ヴィンテージマンションの実例

都内のヴィンテージマンションの中から、特に著名なものをいくつかご紹介します。
※記載の情報は2016年7月現在。また販売価格は、複数の不動産ポータルサイトの情報を転載

・ 広尾ガーデンヒルズ
最も有名なヴィンテージマンションではないでしょうか。1983年築なので、既に築30年を超えていますが、2016年7月現在でも84.52平方メートルで1億3,000万円の売り出し(坪単価508万円)となっています。6万6,000平方メートルという広大な敷地に15棟が建っている超大型物件です。また、15棟それぞれに外観や住戸の間取り、外構のデザインに趣向を凝らしており個性があります。人気駅である広尾駅から徒歩5分という立地も評価されていますが、敷地内にスーパーや金融機関なども揃っており、24時間の管理体制というソフト面も評価されている部分です。

・ ホーマットキャピタル
このマンションは「ホーマットシリーズ」と呼ばれるマンションの一つです。その中でも、このホーマットキャピタルは1980年築にも関わらず、2016年7月現在で159.37平方メートルの部屋が1億5,800万円(坪単価327万円)で売り出されています。白金台駅徒歩4分という好立地も評価されているポイントですが、ホーマットシリーズの魅力は何と言ってもデザインです。1度マンションを見れば分かりますが、和洋のテイストが絶妙に交わったデザインとなっています。エントランスまでのアプローチは、日本の昔の高級邸宅にあるような日本庭園をイメージしています。

また、細部の設計にも配慮されており、バルコニー内が見えにくい設計や、框(かまち)などを極力排除して段差をなくすなどの工夫がされています。そんな細かい気配りも長年愛される秘密です。

・ ペアシティ・ルネッサンス高輪’80
広尾ガーデンヒルズ、ホーマットキャピタルに並ぶヴィンテージマンションの代表格です。1980年に出来たマンションですが、築35年を超えている今でも80.62平方メートルで7,500万円(坪単価307万円)の売り出しになっています。バブル期には非常に有名なマンションで、かの山口百恵さんと三浦友和さんが新居としたことでも話題になりました。

立地面では、品川駅まで徒歩5分、閑静な屋敷町に囲まれており、緑豊かな日本庭園や「三菱関東閣」と呼ばれる大きなお屋敷を臨むような造りになっています。再開発が進む品川駅が最寄りとなります。新駅誕生をはじめとする再開発が進めば、ますます資産価値が向上するかもしれません。また、管理面に力を入れていたマンションで、24時間の有人管理となっており、今でこそメジャーになったコンシェルジュ制度をいち早く取り入れるなど、ソフト面の充実も評価され続ける理由です。その他の大きな特徴としては、初めて敷地内に入る方はビックリするくらいの長い坂道がエントランスへと続きます。その坂道を歩き切った後にエントランスに入ると、ホテルのような真っ赤な絨毯が広がります。

他にも、ビラ・ローザやビラ・モデルナなどの「ビラシリーズ」、秀和青山レジデンスなどの「秀和シリーズ」、シャトー赤坂台などの「シャトーシリーズ」など、雰囲気のある独特のヴィンテージマンションがあります。

■マンションにはこうした魅力がある

「ヴィンテージマンション」は、建築当初のクオリティやポリシーを維持しながら、年月を経るごとにその価値を高めています。マンションは、単に住むためだけの空間では無いということです。

ご自分のマンションが、いずれはこうしたヴィンテージマンションとなれば素晴らしいことですが、上述した「ヴィンテージマンションの条件」は、総じて良いマンションにあてはまる条件でもあります。マンションの購入にあたっては是非チェックしてください。(提供:マンション経営ラウンジ)

最終更新:9/11(日) 6:10

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