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「天声人語 2016年9月11日」

朝日新聞デジタル 9月11日(日)7時0分配信 (有料記事)

 「驚くべきは現時の文明国における多数人の貧乏である」。経済学者の河上肇は、そんな書き出しから『貧乏物語』を始めている。大阪朝日新聞での連載開始から、あすでちょうど100年になる▼主に英国の統計をもとに、貧乏が世界の大問題であることを、大正時代の読者に示した。もしかしたらこれは、「いま」の話ではないか。読んでいて、そんな気がしてくるところは少なくない▼河上は述べる。毎日規則正しく働いているのに、ただ賃金が少ないために生活に必要なものが手に入らない。きわめてわずかな人々の手に、巨万の富が集中されつつある――。働いても生活が苦しい「ワーキングプア」の言葉が生まれる現代社会とだぶって見える。……本文:1,137文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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朝日新聞社

最終更新:9月11日(日)7時0分

朝日新聞デジタル

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。