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「欲求抑え切れず」は何だった? 高畑不起訴で残る数々の疑問

日刊ゲンダイDIGITAL 9月11日(日)9時26分配信

 ホテルで女性従業員を暴行したとして強姦致傷容疑で逮捕されていた俳優の高畑裕太(22)。大騒ぎの結果は示談成立で不起訴だが、分からないことばかりだ。

 これまで「歯ブラシを自分の部屋に持ってきてほしい」と女性従業員を呼びつけ、手首をつかんで無理やり部屋に連れ込み乱暴したとされたが、高畑の弁護人は釈放された9日、「高畑裕太さんの方では合意があるものと思っていた可能性が高く……電話で『部屋に歯ブラシを持ってきて』と呼びつけていきなり引きずり込んだ、などという事実はなかったと考えております」というコメントを発表した。何らかの行為があったことは変わらないにせよ、強姦ではなかったということだ。

 前橋市のホテルで高畑の隣室に宿泊したスタッフの話として、「争うといった物音はまったくしなかった」というテレビ関係者の情報は日刊ゲンダイ本紙にも寄せられている。高畑は前橋署の玄関で「このたびは皆さまに多大なるご迷惑をお掛けしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪し頭を下げたが、容疑が事実じゃないと思っているのならば、なぜ謝罪するのか。警察の調べに対し、容疑を認め、「女性を見て欲求を抑え切れなかった」などと供述したと伝えられていたのは何だったのか。どちらが事実なのか。

■警察に通報した「知人男性」何者?

 それでなくても、今回の事件には不可解な点が多い。警察への通報が「知人男性」とされ、被害者とされる40代の女性従業員ではなかったそうだが、女性はなぜ自分で通報しなかったのか。通報時間が犯行から1時間以上経過しているのはなぜか。

 ネットなどでは、こうしたナゾが取り沙汰され、女性や「知人男性」の素性についても情報が乱れ飛んでいる。

 前橋地検が不起訴処分としたことについて、高畑の弁護人は「被害者とされた女性との示談成立が考慮されたことは事実と思います」としている。

 その「示談」の中に事件について一切口外しないという取り決めもあるのかもしれないが……。

 高畑は所属する石井光三オフィスから契約を解除されクビになった。母親の高畑淳子(61)は世間からのバッシングに加え、5億円もの損害を被ったとされている。高畑は心身ともに不調を訴え、入院するというが、芸能界でのポジションのみならず、母親の名誉も傷つけ失った男が逆襲に出る手を講じる可能性もゼロじゃない。

 この事件のナゾが解明されることはあるのか。

最終更新:9月11日(日)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。