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モデルの年収ランキング発表!なぜ彼女たちはそんなに稼げるのか

ZUU online 9/11(日) 10:10配信

世界的なファッションショーはもちろん、映画やCMに、さまざまな舞台で輝きを放つスーパーモデルたち。このほど米経済誌『Forbes』が発表した「世界で最も稼ぐモデルランキング2016」には、美しい容姿と桁外れの収入を稼ぐモデルたちが名を連ねた。

■ランキング1位は14年連続でジゼル・ブンチェン

Forbesが発表した2016年の「世界で最も稼ぐモデル」ランキング」以下のとおり。

1位 ジゼル・ブンチェン /3050万ドル(1ドル100円換算で約30億5000万円)
2位 アドリアナ・リマ /1050万ドル
3位 カーリー・クロス /1000万ドル
3位 ケンダル・ジェンナー /1000万ドル
5位 ロージー・ハンティントン=ホワイトリー /900万ドル
5位 ジジ・ハディット /900万ドル
7位 カーラ・デルヴィーニュ /850万ドル
8位 キャンディス・スワンポール /700万ドル
8位 リウ・ウェン /700万ドル
10位ミランダ・カー /600万ドル

ジゼル・ブンチェンは、なんと14年連続1位という快挙。今回は年収が約30億円(1ドル100円換算)と、2位以下を大きく引き離して堂々のNo.1である。

ジゼルは14歳でモデルとしてデビューし、数々のCMやテレビに出演。かつて米ファッション誌『VOGUE」は彼女を“モデル・オブ・ザ・ミレニアム”と評価し、米情報誌『ローリング・ストーン誌」の表紙なども飾っている。モデル以外にも、これまで化粧品などの広告に登場し、またオリジナルブランドのランジェリーやスキンケアを手がけ、最近では自身のプロデュースによる「環境保護」をテーマとした”イパネマ”のビーチサンダルが人気を呼んでいる。

昨年モデルを引退したジゼルは、今年のリオ五輪開会式で“ラスト・ランウェイ”を披露するなど、ブランド価値は今なお健在。むしろ元モデルからセレブへと、上昇階段をさらに登りつめているようだ。

■スーパーモデルの収入源はブランド広告

スーパーモデルの大きな収入源は、ショーにおけるウォーキングではなく、広告だ。

ジゼルの場合、ルイ・ヴィトンやクリスチャン・ディオールをはじめとする世界的ラグジュアリーブランド20以上の広告塔になっている以外にも、母国ブラジルの携帯電話会社や靴メーカー、テレビの広告塔も務めている。他にもMicrosoft系列のアプリメーカーやカード会社、Appleのテレビ広告キャンペーンにも起用されている。モデルを超えた高いブランド価値が、多様な企業にアピールし、多額の広告収入へと結びついているのだ。

2位のアドリアナ・リマは、ジセルには2000万ドルの差をつけられているが、それでも人気下着ブランドや、化粧品大手、高級時計メーカーなどとの契約により、今年の年収は自己最高額に達している。

3位タイのカーリー・クロスは、ランク入りしたモデルの中で最も多い18社のブランドと広告契約を結び、年収を倍増させている。

ただし、多くの広告を得るためには、その前に雑誌の表紙を飾る、メディアに露出する、といった本人およびエージェントの努力が欠かせない。だが、モデルの知名度や付加価値UPの方法にも、少しずつ変化の波が押し寄せているようだ。

前年比2.5倍の1000万ドルと、増収幅が最も大きかった3位のケンダル・ジェンナーは、SNSの活用が飛躍のきっかけとなった。彼女はInstagramのフォロワー数が6440万人もおり、SNS上で莫大な影響力を持っている。これがブランド価値となり、エスティローダーやカルバン・クラインとの巨額契約に結びついた。5位に初登場したジジ・ハディットもまた、2200万人のInstagramフォロワーを獲得し、メイベリンやトミー・ヒルフィガーとの契約を果たしている。

彼女たちは最初にInstagramやYouTubeなど、SNSを利用した影響力を持つことに成功し、それがひいては自身のブランド価値向上、広告獲得に結びついたのである。

■売りになるのはモデルの影響力

企業とブランド契約を結分ことができれば、テレビCM、パッケージ、ポスターなど一般への露出は全方位に及ぶ。そしてスーパーモデル=商品ブランドのイメージが定着すれば、注目度はさらに上がり、高い広告効果が期待できる。「”美しい”スーパーモデルが使う化粧品、美容液、アクセサリー、ファッションを纏う私は“美しい”」という広告的アプローチは、効果を発揮することになるのだ。

ブランド契約ともなるとモデル料は高額になるが、大手企業にとっては大した負担ではない。実際、ランキング上位のスーパーモデルを起用する、大手企業の総売上高に占めるモデル料などごくごく些細な金額だ。

また売上増という広告効果が実証されれば、契約は長期間に及ぶ。モデルやエージェントにとって、大手企業との契約は安定収入となる。そうした好循環をつくるのは、やはりモデル自身のブランド価値だ。メディアへの露出が多いこと、つねに話題を提供し続けること、そしていつまでも多くの女性にとって憧れの存在であり続けることが、スーパーモデルの必須条件なのである。

■次代のスーパーモデルは「It girl」になることが成功の鍵?

スーパーモデルも楽な稼業ではない。これまでのモデルは、名前を売るためハリウッド俳優と浮き名を流すなど、話題づくりのためにはスキャンダルさえ厭わなかった。

ランキングを見ても分かる通り、ジゼルを例外とすればスーパーモデルの収入は1000万ドルが上限である。たしかに高額だが、有名女優などに比べれば、その額は決して大きくはない。そのため、女優を志すか、大富豪と結婚するか、あるいは自分をブランド化して起業し、オリジナル商品を開発・販売するなど、他の方法を探る。その好例が、早くからフットボールのスター選手と結婚し、会社を作って自分のブランド商品を人気商品に押し上げたジゼルだろう。

彼女の後には、SNS等を利用して一般ユーザーとの親密度を高め、自分のブランド価値を高めている、ケンダル・ジェンナーやジジ・ハディットが続く。彼女たちは「It girl」と呼ばれ、メディアの注目を集めると同時に、ティーンたちがその愛らしさとセクシーさに、憧れる存在だ。とはいえ、ケンダルとジジも人気歌手などと浮き名を流すなど、従来の話題作りも並行している。

スーパーモデルのサクセス・ストーリーも時代とともに変化するが、SNSなどで本人がライフスタイルを発信し、自らのブランド化を進めるのが当たり前になりつつある。モデル業を卒業したら、新たなビジネスに挑戦する、そんな道が開けているのかもしれない。(ZUU online編集部)

最終更新:9/11(日) 10:10

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北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。