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タイ現地記者を直撃 「日本代表は決定力に問題がある」

日刊ゲンダイDIGITAL 9月11日(日)9時26分配信

 ロシアW杯最終予選初戦のUAE戦(1日=埼スタ)を落とした日本代表は、背水の陣でタイ戦(6日・バンコク)に挑み、FW原口元気(ヘルタ)とFW浅野拓磨(シュツットガルト)の新戦力のゴールによって何とか1勝をもぎ取ることができた。だが、エース格のFW本田圭佑(ミラン)、MF香川真司(ドルトムント)が決定機を外し、消化不良感が残ったのも事実である。タイ戦を現地取材したサッカージャーナリストの元川悦子氏が現地メディア関係者を直撃した――。

 そもそも元日本代表でタイリーグ経験者のDF岩政大樹(岡山)が「タイでは日本を必要以上にリスペクトする傾向がある」と指摘する通り、日本の有名選手人気が非常に高い。結果を残せなかった香川らにも、好意的な見方が大勢を占めた。

 全国紙「ポスト・トゥディ・タイランド」のカゴソン・チャクラ記者も「日本のクオリティーはタイとは比べものにならないほど高かった。本田も香川も点は取れなかったが、要所で違いを見せつけた。さすがは欧州ビッグクラブの所属選手だと感心したよ」と語った。

 タイでは英プレミアリーグへの関心が高く、かつてマンUにいた香川の人気は絶大。タイ人オーナーが経営権を持つレスター所属のFW岡崎慎司以上のリスペクトを集めている。本田、DF吉田麻也(サウサンプトン)の知名度も高いが、香川の位置付けは別格。「タイのサッカーファンの間では香川を見られるだけで光栄という考えが根強い」(同記者)という。

■タイ─日本戦のMVPはGKカウィン

 バンコクの新聞「M2Fニュース」のパナコラン・ニンワラクン記者も「日本がロシアW杯へ行くのは間違いない。サウジアラビア─タイ戦を見たが、明らかにサウジより日本の方が強い。日本がUAEに負けたのは単なるアクシデント。我々も(日本相手に)下克上を目指したが、やはり力の差は大きかった」と舌を巻いていた。「フットボールチャンネル・タイランド」のマルック・タンニヨン記者は「日本は決定力に問題がある」と厳しく指摘してくれた。「本田はミランで試合に出ていないせいか、ミスが多く、動きもスムーズではなかった。香川は持ち味は出していた。しかし、重要なところでシュートを決められなかったのは気掛かりな点だ。良かったのは原口と左SB酒井高徳(ハンブルガーSV)の左サイド。2人の迫力に(相対する)タイの右サイドの選手はタジタジだった。それでもタイが2失点で済んだのはGKカウィン(ムアントン)のおかげ。彼がタイ─日本戦のMVPと言ってもいいくらいだった」と辛口評価を下した。

 今後も厳しい戦いが待っている香川ら日本選手は、賛否両論のタイ人メディアの指摘をどう受け止めるのだろうか――。

最終更新:9月11日(日)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

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