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蒔絵、人間国宝に学ぶ 掛川横須賀小で教室

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月11日(日)9時21分配信

 蒔絵(まきえ)の重要無形文化財保持者(人間国宝)室瀬和美さんによるワークショップが10日、掛川市立横須賀小で開かれた。同校の6年生の希望者約40人が参加し、一流の漆芸家の手ほどきを受けながら日本の伝統工芸の魅力に触れた。

 将来を担う子どもたちに豊かな感性を育んでもらおうと、市などが初めて企画した。児童たちは長さ15センチほどの漆のスプーンへの蒔絵に挑戦。室瀬さんから漆の特徴などについて聞いた後、表面に漆で思い思いの模様を描き、乾かないうちに丁寧に金粉を蒔(ま)き付けていった。

 漢字の「金」の文字と波や星の絵を表現した糟谷充輝君は「うまくできた。金粉をかけるのが面白かった」と笑顔を見せた。

 室瀬さんは「楽しみながら日本文化の素晴らしさを味わってもらうのが大切だと思っている」と話し、児童たちの作業ぶりを「集中していて、素晴らしかった」と評価した。

 作品は仕上げ後に校内で展示する予定。10月下旬に学区内で開かれる「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」でも来場者に披露する。

静岡新聞社

最終更新:9月11日(日)9時21分

@S[アットエス] by 静岡新聞