ここから本文です

年間通じ記念事業 檜枝岐村、来年開村100周年

福島民報 9月11日(日)8時47分配信

 福島県檜枝岐村は開村100周年を迎える平成29年、年間を通じて記念事業を展開し村の魅力を発信する。目玉は5月に開く「小さな村g7サミット」で、全国にある規模の小さな7村が独自に取り組んでいる地域振興策や地域の宝を紹介する。一方、4月には村内の観光関係機関の事務局を集約した拠点施設を開設し、訪れたハイカーに尾瀬国立公園などの各種情報を一元的に伝えていく。
 開村100周年を記念した小さな村g7サミットは来年5月26日から3日間にわたり村内で開く。檜枝岐をはじめ、北海道、関東など全国7地方でそれぞれ最も人口規模の小さい村の村長らが集まる。産品開発など特色ある地域おこしについて報告し、伝統芸能を披露する。檜枝岐村は尾瀬国立公園などをはじめとした自然環境の素晴らしさをアピールする予定だ。小さい村ならではの取り組みを「g7宣言」として広く発信し、後世に引き継ぐ誓いを新たにする。
 100周年式典は100年前の開村式典と同じ9月4日に行う。村の歩みを振り返る記念誌を作り、記念のモニュメントも製作する予定だ。毎年夏に実施してきたウオーキング大会の内容を見直し、さらに魅力あるイベントにする。村民が出演する演芸会などにぎやかな催しを通年で繰り広げ、節目の年を盛り上げる。
 観光拠点施設は村北部の352号国道沿いに建設する。村企画観光課、尾瀬檜枝岐温泉観光協会、村商工会などが入居する方向で、村を訪れるハイカーらに村内の観光スポットなどを紹介する。イワナの加工品や裁ちそば、木工製品などを扱っている尾瀬の郷交流センターと村営林産所の2つの物販施設とともに道の駅としての登録を目指す。
 檜枝岐村は明治22年、1人の村長の下で伊南、大川両村(現在の南会津町)と合同で村政を運営する組合村となり、大正6年2月1日に組合村から独立し単独の村となった。以降、現在に至るまで合併や分離はなく、村の区域は100年前と変わっていない。8月1日現在の人口は605人。
 星光祥村長は「村をつくり上げた先人に感謝し、100周年を祝いたい」と話している。
 サミットに参加する檜枝岐以外の村は次の通り。
 音威子府(おといねっぷ)(北海道)丹波山(たばやま)(山梨県)北山(和歌山県)新庄(岡山県)大川(高知県)五木(熊本県)

福島民報社

最終更新:9月11日(日)9時12分

福島民報