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<リオパラ>娘の努力、父の誇り 柔道・米田選手(島田出身)

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月11日(日)14時0分配信

 リオデジャネイロ・パラリンピック柔道女子63キロ級に出場した米田真由美選手(34)=三井住友海上あいおい生命保険、島田市出身=が2度の手術を乗り越え、夢舞台の畳に上がった。初戦で敗れたものの、米田選手の父山内勉さん(66)=同市本通=は10日、「自分で道を切り開き、ここまでよく頑張ってきた」と娘の努力をたたえた。

 米田選手は先天性白内障と緑内障の障害を抱えながら、勉さんの影響で市内の柔道クラブに3歳から通った。「娘はぜんそく持ちで体が弱く、少しでも強くさせたかった」と勉さん。本格的に競技に打ち込み始めたのは中学に進んでから。県立静岡視覚特別支援学校の寮に入り、親元を離れた。

 県立浜松視覚特別支援学校を卒業後、浜松市内の専門学校ではりやきゅうの技術を習得。介護サービス会社に勤めながら道場に通った。2007年からは都内に拠点を移し、アジアパラリンピックで2大会連続銀メダルを獲得するなど実力を付けてきた。

 ロンドン大会での初戦敗退後は、右肩の2度の手術を経験するなど苦しい時間が続いた。目指した表彰台には上がれなかったが、勉さんは「けがなく終えただけで十分」と目を細めた。

静岡新聞社

最終更新:9月11日(日)14時0分

@S[アットエス] by 静岡新聞