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北朝鮮制裁「最も強力な措置」=中国に協調促す―日米高官

時事通信 9月11日(日)13時12分配信

 外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は11日、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表と外務省で会談した。

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 両氏は今年2回目の核実験を強行した北朝鮮を厳しく非難。国連安全保障理事会の場を含めて緊密に連携し、北朝鮮への追加制裁について「最も強力な措置」を取ることで一致した。

 会談後、キム氏は北朝鮮に対する日米独自の追加制裁に関し「あらゆる可能性を視野に入れている」と記者団に説明。北朝鮮に影響力を持つとされる中国に対し、安保理制裁決議の履行などで日米との協調を引き続き促していく考えを示した。

 その上で、北朝鮮が弾道ミサイル発射も繰り返していることを踏まえ「北朝鮮の挑発的行動、無責任で危険な行為こそが脅威だ。地域の不安定化につながっている」と指摘。これまでの安保理決議に触れ、「北朝鮮が違反を続ければ一段と重要な措置を講じると定めている」と警告した。

 会談では北朝鮮による日本人拉致問題も議題となり、キム氏は日本政府の取り組みに「理解と支持」を重ねて表明した。

 安倍晋三首相とオバマ米大統領は北朝鮮が核実験を行った9日に電話会談し、安保理の新たな決議や独自制裁を目指す方針を確認している。 

最終更新:9月11日(日)15時12分

時事通信