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【広島V】担当記者…田島が見た!結局私が疫病神だったのかも

スポーツ報知 9月11日(日)9時4分配信

 2位に10ゲーム差以上をつけても、心のどこかで広島は優勝しないのではと疑っていた。それほど、ここ一番の勝負弱さが印象強い。

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 苦しい時代を支えたのは、野村前監督と前田健だ。野村氏が「流れが悪くなると、みんな同じように下を向いてしまう」と嘆いたのも今は昔。日替わりでヒーローが出現するチームに生まれ変わった。主力の多くはチルドレン。阪神、楽天の星野さんではないが、“野村遺産”をうまく受け継いだ。ドラフトでも、12年は鈴木の指名を強く推したし、投手優先方針の13年は遊撃手を熱望し、記入していた名前を直前で消して3位で田中を獲得した。

 前田健の言葉も思い出す。「誰かが抜ければ、必ず誰かが出てくる。僕は(07年オフに)黒田さんが抜けてチャンスと思った」。今季は前田健不在の危機感が結束力を強くしたと言われるが、選手がエースの穴を前向きにとらえたのかも。

 暴論だが、黒田、新井、前田健は、活躍しても優勝できない星の下に生まれた選手だと思っていた。今や、マエケンも地区Vへ前進中。結局は、昨年限りで広島を離れて、東京で遊軍をやっている私が疫病神だったのかもしれない。

(11~15年広島担当・田島 正登)

最終更新:9月11日(日)9時22分

スポーツ報知

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