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【広島V】山本浩二氏、祝福!「ファミリー的なところが、カープのいいところ」

スポーツ報知 9月11日(日)1時59分配信

 1991年の前回優勝時の監督、山本浩二氏(野球評論家)が当時を振り返った。「あの年も下馬評は高くなかった。だけど、津田の病気があって、みんなの『早く治ってほしい』という思いが、チームを一つにした。ひょうきんで、みんなにかわいがられとったからな」。89年のセーブ王、津田恒実さんは90年4月に脳腫瘍で入院。ごく一部の人を除いてチーム内では病名は伏せられていたが「津田のために」が合言葉だった。「亡くなったのが次の年。あれ以来(の優勝)になるんやな」と故人をしのんだ。

 さらに91年の勝因を「山崎、正田らベテランと(野村)謙二郎、前田たち若手がうまくかみ合った」と回想し「今年もそうだ。黒田と新井の練習、生活態度を見ていたら、若い選手は怠けられん。選手は(2人が復帰した)去年から、その背中を見て、徐々に成長してきたんだ」と後輩ナインを祝福した。

 この日はテレビ解説のため、東京ドームの放送席で優勝決定を見守った。過去6度のリーグ優勝は現役、監督として輪の中心にいた。今年は初めて「OB」という立場。「選手の家族や、ファンの気持ちが分かったよ。負けたら、ヤキモキするしな」と笑った。「ファミリー的なところが、カープのいいところで、強みでもある」。ミスター赤ヘルは“息子たち”を祝福した。

最終更新:9月11日(日)1時59分

スポーツ報知

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