ここから本文です

滋賀PFマブンガ大暴れ29得点 相手コーチも驚愕

日刊スポーツ 9月11日(日)19時48分配信

 男子プロバスケットボールBリーグ1部(B1)滋賀のPFジュリアン・マブンガ(26)が11日、プレシーズンマッチ三遠戦(滋賀・守山市民体育館)で両軍最多の29得点を記録した。

【写真】Bリーグ滋賀が関西バスケ杯優勝 MVPマブンガ

 同じB1所属チーム相手に73-79で敗れたものの、エースの力は健在。24日の三河戦で迎える開幕へ「悪くはなかった。チームとしてハードに戦えた」と一定の手応えを語った。

 体育館をぎっしりと埋めた934人の観衆は、身長203センチ、体重116キロの大男に魅了されたはずだ。見せ場は70-72で迎えた第4クオーター最終盤。マブンガが放った中央からの3点シュートが、見事に決まった。73-72。しびれる逆転にボルテージは最高潮。残り時間1分を切ってから突き放されたが、三遠の藤田ヘッドコーチに「マブンガがすごかった」と言わしめる大活躍だった。

 滋賀では2年目。ジンバブエ生まれでマイアミ大(米国)を卒業後、イタリア、ウクライナ、イスラエル、コソボのチームを渡り歩いた。「同じチーム、同じ国に戻ってくるのは初めてだったけれど、このチームが心地よかった。ヨーロッパも、イスラエルも、結構騒々しかったんだ。それと比べて滋賀は、大きな都市ではないけれど生活するのが楽なんだ」。日本での2季目を選択し、7月に契約継続がクラブから発表された。

 見た目はイカツイ感じだが、日本での順応にも貪欲な姿勢を見せる。最近、外国語学習ソフトの「ロゼッタストーン」を購入。目を輝かせつつ「高かったんだよ」と苦笑いする。「好きな日本語はありますか」と問われ、いきなり発したのは「えっと~…」。まだあいさつ程度だが、今季は語学の上達具合にも注目だ。

 開幕までは2週間を切った。遠山ヘッドコーチは「ジュリアンの能力が防がれた時にどうするかが課題。こういう風に負けることで危機感を持って、ステップアップしようとする姿勢が出てくる」と全体の奮起に期待した。少しずつ高まるチーム力。マブンガはその中心で、世界レベルのプレーを見せつける。

最終更新:9月11日(日)20時3分

日刊スポーツ