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【パラ陸上】大西瞳、走り幅跳び6位入賞!パラリンピック初出場に「泣きそうだった」

スポーツ報知 9月11日(日)15時33分配信

◆リオデジャネイロ・パラリンピック第4日 ▽陸上女子走り幅跳びT42(切断・機能)(10日・オリンピックスタジアム)

 女子走り幅跳びT42(切断・機能)で6位入賞した大西瞳(39)=ヘルスエンジェルス=は、「泣きそうだった」とパラリンピック初出場を振り返った。身長148センチの大西はNHK・Eテレ「バリバラ」(日・後7時)で番組MCを務めたり、多数のイベントに出演するなど、パラスポーツを広げる活動を精力的に行っている。

 元気いっぱいの普通の女の子だった23歳の時に心筋炎を患った。治療のため足の付け根から医療器具のカテーテルを挿入したのが発端で右足が壊死(えし)。右足の切断や、心臓にペースメーカーを入れるなどの治療も合わせ、長期入院を余儀なくされた。

 義足を調整するために訪れた施設で義肢装具士・臼井二美男氏(60)と出会い、「ヘルスエンジェルス」という障がい者の陸上チームに所属。練習を重ねることで、人生を前向きにとらえるようになり、職業訓練所に通った。今は東京・目黒区役所で働いている。

 義足で走ることの魅力にとりつかれ、パラリンピックを目指すように。2012年ロンドン・パラリンピックは「補欠」となり出場はかなわなかったが、今大会でパラリンピック初出場を果たした。

 ともに出場した前川楓(18)=チームKAITEKI=が、大西の持っていた日本記録を抜く、3メートル68センチで4位に入った。ライバルとは、17日の女子100メートル(T42)にも、ともに出場。同種目で16秒90の日本記録を持つ大西が、メダルを目指して再び疾走する。

最終更新:9月13日(火)1時32分

スポーツ報知