ここから本文です

【巨人】亀井も“神ってる!”2番の仕事だ3戦連続マルチ

スポーツ報知 9月12日(月)6時6分配信

◆巨人8―0広島(11日・東京ドーム)

 指2本分バットを短く持って、コンパクトに振り抜いた。2番として亀井の頭にあったのはただ一つ。「しっかりクリーンアップにつなぐのが仕事」。両チーム無得点の3回1死二塁、ヘーゲンズの外寄りの143キロを逆らわずに左前へ運び、坂本の決勝犠飛をアシストした。

 長野の一発が飛び出した直後の7回無死でも左前安打し、打者一巡の猛攻につなげた。これで3試合連続マルチ安打をマーク。V逸から一夜明け、チームの課題だった2番打者の適性を示す固め打ちだった。

 今季は立岡、片岡、山本、橋本到、松本、吉川、脇谷、藤村、重信と実に9人が2番を務めたが、定位置確保にはいたらなかった。10番目、最後のとりでとして8日の阪神戦(甲子園)から起用された背番号9が機能し、この日は先発野手全員安打。由伸監督は「つなぐことだったり、チャンスを広げるとかいろいろな意味で亀井が頑張ってくれている。このまま最後までやってくれれば」。3戦2発と状態が上がってきた1番・長野と、首位打者の3番・坂本の間に入る2番の役割は大きい。状況に応じた打撃ができるベテランが、ポストシーズンのキーマンになる。

 リーグ制覇の夢が途絶えた瞬間が、脳裏から焼き付いて離れなかった。10日の広島戦(東京D)の2点を追う9回2死一塁、遊ゴロに倒れて最後の打者となった。マウンドで歓喜に沸く広島ナインには目もくれず、胴上げが始まる前にベンチ裏へと引き揚げた。昨夜から今朝とテレビをつければニュースには自分が凡退したVTRの連続。「何としても勝ち上がって、広島にやり返したい。悔しさはみんな持っている。気を抜いたプレーは絶対にできない」。心に真っ赤な火柱を立て、リベンジへの思いをバットに込めた。

 6月中旬から続いた下半身のコンディション不良が癒え、今月4日の中日戦(東京D)から1軍復帰した。今年で34歳。故障に悩まされてきた男は「もう一回、けがをしたら終わり」と口にするほど、不退転の決意でグラウンドに立つ。指揮官、そして「2番でも何も変える必要はない」と信頼してくれた村田ヘッドコーチら首脳陣に報いたい一心だ。

 「ここまで仕事をしていないので。CSに向けて、状態をどんどん上げて最後まで一生懸命やりたいです」。座右の銘は「七転び八起き」。苦悩に満ちたシーズンを送った新2番に、最後は野球の神様がほほ笑むはずだ。(中村 大悟)

最終更新:9月13日(火)3時39分

スポーツ報知

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]