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【西武】ナベQ“GM”昇格、秋山監督招聘へ一本化

スポーツ報知 9月12日(月)6時6分配信

 西武が黄金タッグで常勝軍団復活を目指す。今季限りで退任する田辺徳雄監督(50)の後任に、秋山幸二前ソフトバンク監督(54)の招聘(しょうへい)を最優先に進めていくことが11日、分かった。

 また、渡辺久信シニアディレクター(51)を来季から編成部門トップの“ゼネラルマネジャー(GM)職”に昇格させる可能性も高まった。1980年代後半から90年代にかけて投打で西武を支えた2人を軸に、3年連続Bクラスが決定的となっているチームの再建を図る。

 西武が改革に乗り出す。新監督には秋山氏を招聘(しょうへい)する方針を固めた。潮崎ヘッド兼投手コーチの昇格も検討されていたが、この日、2年ぶりの負け越しが確定し、3年連続のBクラスも決定的な状況に、球団では抜本的な改革が急務と判断。来季9年ぶりのV奪回へ向け黄金期の主力として活躍し、ソフトバンク監督として09年から通算6年で5度のAクラス入り、2度の日本一に輝くなど指導者としての実績も申し分ない秋山氏に白羽の矢を立てた。

 秋山氏は現在野球評論家として活躍中。10日のソフトバンク―西武戦(ヤフオクD)では試合前にグラウンドで両チームの選手にアドバイスを送る姿も見られた。古巣の低迷を気にかけ、現場復帰へも前向きと言われている。球団幹部は「決まっていないことは話せないが(監督として)優勝をされている方だし、パワーもある」とその手腕を高く評価している。

 また13年オフに監督を退いた後、背広組に転身し編成部門を担当していた渡辺SDが“GM”に昇格するプランも同時に進めている。これまでの3年間はドラフト候補や外国人選手獲得へ向け、国内外でスカウティングを主に行ってきた。先月には甲子園で高校野球を視察後に渡米し、今月上旬に帰国したばかりで来季へ向け精力的に動き回っている。役職の呼称は未定だが事実上のGMで、これまでなかった最終決定権を持つことになる。

 2人は現役時代から関係が良好で、補強面や若手育成などは、これまで以上にスムーズに進むことになりそうだ。16度のリーグ優勝に10度の日本一を誇る西武が2人のレジェンドOBを軸に栄光を取り戻す。

 ◆秋山 幸二(あきやま・こうじ)1962年4月6日、熊本県生まれ。54歳。八代高から80年ドラフト外で西武入団。主軸として西武黄金期を支え、94年のダイエー移籍後も2度のリーグ優勝。00年に通算2000安打を達成、02年限りで引退。通算2189試合に出場し打率2割7分、437本塁打、1312打点、303盗塁。05年にソフトバンク2軍監督、07年から1軍野手総合コーチ、09年から監督。11、14年に日本一。選手(91年)と監督(11、14年)で正力賞3度受賞。14年に野球殿堂入り。185センチ、85キロ。右投右打。

最終更新:9月12日(月)6時6分

スポーツ報知

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