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【巨人】高木で下克上!CS最終Sの先発任せろ

スポーツ報知 9月12日(月)6時6分配信

◆巨人8―0広島(11日・東京ドーム)

 巨人が12安打8点で快勝した。先発の高木が7回無失点で5月29日以来の5勝目を挙げ、クライマックスシリーズ(CS)最終ステージ(S)の先発「第4の男」に名乗りを上げた。3回に坂本の犠飛で先制すると、9月8日の阪神戦(甲子園)から4戦連続で2番に座った亀井が、2得点に絡む活躍。3戦連続マルチ安打と、固定できなかったポジションを死守する勢いだ。大田も1軍昇格即適時打。目前で胴上げを許してから一夜、逆転での日本シリーズ進出へ、大きな収穫となった。

 1年分の悔しさを白球に込めた。高木は優勝を逃した責任を痛感し、燃えていた。2点リードの7回2死二塁、代打・新井。役者の登場に、三塁側の広島ファンが大歓声。異様な雰囲気の中、外角低めの146キロ直球で見逃し三振を奪った。「優勝は決まったけど、絶対に負けないと思って必死に投げました」。気迫で最大のピンチを乗り越えた。

 前日(10日)は広島優勝の瞬間を自宅でテレビ観戦した。「胴上げのシーンはいざ見ると悔しいなと。でも放送が終わるまで見ました」。歓喜の優勝インタビューまで全て目に焼きつけ、2位確保へ気持ちを切り替えた。「とにかく一人一人と思って」。序盤から飛ばして7回118球、無失点で5勝目を挙げた。

 優勝決定翌日とはいえ、広島に嫌な印象を植え付けた。CS第1Sの相手は未定だが、菅野、マイコラス、田口が濃厚。敵地マツダでの最終S進出の場合、3本柱を中4日で回すとしても「第4の男」が不可欠だ。今季の広島戦は内海が2登板で防御率11・05。大竹寛も防御率3・97だが、高木は2登板で防御率2・08。セ5球団で最も相性が良く、4番手の可能性は十分ある。尾花投手コーチも「今日みたいな投球ができればいい」と期待を口にした。

「絶対2位」 広島はリーグトップの144本塁打の強力打線。高木は好相性の感覚はないといい、「一発だけはとにかく気をつけて。低めに低めに」と警戒していた。「カープはカープ、ジャイアンツはジャイアンツだと思って投げました」と過剰な意識は封印。丁寧にコースを攻め、凡打の山を築いた投球を、由伸監督をはじめ首脳陣はインプットしたはずだ。

 1年目の昨季は9勝10敗。ヤクルトと1・5差の2位に終わり「自分の勝ちと負けが逆なら優勝だった」と自身を責める。今季は貯金を目標に掲げたが、開幕から黒星先行。7月に2軍降格を味わった。8月に再昇格後、役割は主に中継ぎ。先発は8月21日の阪神戦(東京D)以来なかった。

 慣れないリリーフを務める間、尾花投手コーチからカットボール頼みのかわす投球を厳しく指摘され、直球の大切さを再確認した。最近3登板で計5回無失点と結果を残し、つかんだ先発。「教えてもらったことができた」と直球主体で猛アピールした。これで5勝8敗。由伸監督は「本人にとっても勝ち星がないのは痛い話。ここのところいい投球を続けてきた結果だと思う」と評価した。

 4か月ぶりに立った本拠地のお立ち台。高木は「絶対に(CS第1S本拠開催の)2位をとるんだっていう気持ちでみんなやっています」と声を張り上げた。広島を倒さなければ、日本一はない。下克上へ、チームにとっても価値ある好投だった。(片岡 優帆)

最終更新:9月13日(火)3時40分

スポーツ報知

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