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上野由岐子投手200勝 偉業称賛 市役所に懸垂幕

上毛新聞 9月11日(日)6時0分配信

 ソフトボールの日本リーグ女子、ビックカメラ高崎の上野由岐子投手(34)が10日、兵庫県尼崎市のベイコム野球場で行われたNEC戦で史上初の通算200勝を達成した。日本リーグデビューから16年目で達成した前人未到の金字塔。2020年東京五輪での復活が決まったソフトボール界の盛り上げにつながりそうだ。

 日本女子ソフトボールリーグのビックカメラ高崎に所属する上野由岐子投手がリーグ通算200勝を達成した10日、県内のソフトボール関係者に喜びと称賛の声が広がった。ひた向きに努力し、16年間勝利を積み重ねた偉業をたたえ、チームが本拠地とする高崎市は「前人未到の通算200勝達成」の懸垂幕を11日に市役所に掲示することを決めた。

 日本ソフトボール協会副会長の三宅豊さん(64)=安中市=は「各国のトップ選手が集う最高峰のリーグでの大記録は本当に素晴らしい。長年の自己管理のたまものだろう」と称賛。「東京五輪に向けても明るいニュースだ」と笑みを見せた。

 ベストの投球を目指し、努力を惜しまない姿は若い選手たちに影響を与えている。ビックカメラ高崎との合同練習を行う高崎健康福祉大高崎高ソフトボール部キャプテンの小嶋楓さん(17)は上野投手の練習量の多さや、練習に向き合う意識の高さに驚いたという。「200勝は本当にすごい。自分たちも頑張らないといけない」と気持ちを引き締めた。投手で1年の穴久保美緒さん(15)は若い選手に負けじと練習する姿が印象に残っている。「上野選手みたいな投手を目指し、五輪に出たい」と声を弾ませた。

 全国大会の出場経験を持つ小学生女子チーム「藪塚チェリーズ」(太田市)でキャプテンを務める山田朋実さん(12)は「世界で戦う選手のすごさを感じた。上野選手を目標に中学でも頑張る」と話した。伊藤将監督(47)は「けがを乗り越えての偉業で、子どもたちが模範とすべき選手。一日も長く現役でプレーし、記録を更新してほしい」と期待を込めた。

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最終更新:9月11日(日)6時0分

上毛新聞