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広島V、福井県勢の家族らも歓喜 天谷、東出ら福井県出身選手多く

福井新聞ONLINE 9月11日(日)8時13分配信

 プロ野球セ・リーグで優勝へのマジックナンバーを「1」としていた広島が10日、東京ドームで行われた2位巨人との直接対決を6―4で制し、25年ぶり7度目の優勝を決めた。

 福井県関係者にとっても待ちに待った歓喜の瞬間だ。「こんな日がくるとは」「よくやった」。県勢選手の家族、OBらは四半世紀ぶりのリーグ制覇に喜びの声を上げた。

 広島は福井県出身の選手が多く在籍するなど、福井とゆかりの深い球団の一つ。

 入団15年目の天谷宗一郎外野手(福井商高出身)の父鉄雄さん(62)は「中心選手として活躍していたわけではないので、本人は歯がゆい気持ちだろう。CS(クライマックスシリーズ)では打撃で結果が残せるよう頑張ってほしい」とエールを送る。ドラフト9位で入り広島一筋。「当初は5、6年やれればいいと思っていた。成績が振るわず引退も頭の片隅にあったというが、15年よくやった」と感慨深げに語った。

 「福井の選手がそろって試合に出ることも多かった」と懐かしむのは、昨年限りで引退した東出輝裕1軍打撃コーチ(敦賀気比高出身)の父光(みつる)さん(62)。指導者として早くも“結果”を出した息子に「選手と距離が近く、よくコミュニケーションをとっている。伸び伸びと野球をする今年の広島を裏から支えていた」とたたえた。

 「うれしいですね」。解説者として活躍するOBの横山竜士氏(福井商高出身)も吉報に声を弾ませた。現役時代は主に救援として通算507試合に登板。長年広島の投手陣を支えたがBクラス時代が長く「優勝は正直うらやましいです」と思わず本音も口に。「僕が引退した年ぐらいから元気な若手が増えてきた。今年は勢いのある若手とベテランがうまく融合していた。一番脂が乗っているチーム」と強さを語った。

福井新聞社

最終更新:9月11日(日)8時13分

福井新聞ONLINE