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女子高生ら、ワインのラベル考案 喜びと責任の重さ、商品に感じる

埼玉新聞 9月11日(日)10時30分配信

 埼玉県川越市の県立川越工業高校デザイン科の生徒4人が、県産ワインのラベル製作と商品名を考案した。ラベルには4人の氏名も記載されていて、生徒たちは自分たちが関わった商品が社会に出る喜びと責任の重さを感じている。

 ワインのラベル作りは、販売元の「マツザキ」(川越市)が同校に依頼。授業の一環として、取り組んだ。同校では以前、ペットボトル飲料のパッケージデザインを考案したことがあり、その実績が評価されたという。ワインは坂戸市産の巨峰を使い、毛呂山町の酒造会社が醸造するなど、原材料から製造、販売、ラベル考案まで、「オール埼玉産」と呼べる商品だ。

 デザインは7案の中から、関係者が審査して選ばれたもの。同校3年生の新井里奈さん(18)▽加藤菜々子さん(同)▽服部紗香さん(17)▽鈴木美都さん(同)の4人が考案した。「巨峰ワイン リフレッシング サカド」と名付けられ、ラベルには巨峰とワイングラスが描かれている。「爽やか」というワインのコンセプトを意識してネーミングを考え、ラベルは色を少なく、薄い色を使うなどの工夫を凝らした。

 「すてきなラベルとネーミングで、とてもいいものができた」と、依頼した同社コミュニケーションマネージャーの今野渉さん(29)も満足そう。

 ワインは120本限定で、7月末から販売を開始。これまでに40本近くが売れたという。考案の中心となった新井さんは「自分たちが考えたものが商品になるのはすごい。多くの人に見てもらえたらうれしい」と笑顔を浮かべ、服部さんは「多くの人の目に触れるものなので、責任も感じる」と話していた。

 ワインはアルコール度数が9%で一般的なものよりも低く、ワインを飲み慣れていない人でも気軽に楽しめるという。1本1080円(720ミリリットル、税込み)。同社の店舗やホームページなどで販売している。

 問い合わせは、同社(電話049・243・4022)へ。

最終更新:9月11日(日)10時30分

埼玉新聞