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どこでも中村晃 打順変わっても打撃変わらず、3番で猛打賞

西日本スポーツ 9月11日(日)10時0分配信

■3日間で打順三つ

 中村晃のスイングは、刻々と自分のリズムを刻むようだった。ウルフは昨季までのチームメート。3回は内角低めのツーシームを右前へはじき返す。5回は初球の外角ツーシームに手を出さず、2球目のカーブを左前へ。左腕武隈に代わった7回は、低めの真っすぐを左前打。この試合は3番で、4月以来今季2度目の3安打をマークした。

連敗が止まらず、放心状態の工藤監督

 ウルフが日本ハムにいた2013年の対戦では9打数4安打だった。「イメージはあった。(当時と)一緒じゃないですか」と振り返る。「とりあえず高めの球を狙ってた」「低めの見極めじゃないですか。真ん中(に見えるツーシーム)は全部ボール」「セカンドゴロだけ打たないように」。分かっていても打ちあぐねる動く球の使い手に、ポイントは整理できていた。

 8日までが1番、9日が6番だった。柳田離脱後の3番を務めた江川に当たりが止まっていた事情から、この試合は25試合ぶりに3番。3日間で三つの打順を“歴任”して、変化は「別にないです」と言い切った。事実、安打はこの日を含めた4試合で計7本。藤井打撃コーチの目にも「周りがどういう状況になってもスタイルを変えずにやっている」と映る。張りを抱える右太もも裏をテーピングで固め試合に臨んできたが、ここ3戦フル出場。不安を感じさせない。

 チームはここ6試合で計11得点。この試合はお互いに10安打を放ちながら、スコアに差が出た。工藤監督が口にしたように「チャンスはつくれている。それをいかに点にしていくか」だ。3安打が「今年2回目ですね」と認識はしている中村晃だが、こう続けた。「でも(安打)1本打ってフォアボール二つとかもあるんで。ヒットとフォアボールは一緒と思ってますから」。形はどうあれ出塁に専心する。じれるようなチーム状況の中で、ぶれない軸が光になる。

=2016/09/11付 西日本スポーツ=

西日本スポーツ

最終更新:9月11日(日)10時0分

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