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「誇らしい」「日本一も」 緒方監督の地元・佐賀県鳥栖市

佐賀新聞 9/11(日) 21:11配信

 25年ぶりのセ・リーグ優勝を果たしたプロ野球・広島東洋カープ。緒方孝市監督(47)の地元・佐賀県鳥栖市民からも「誇らしい」「本当におめでとう」と祝う声が広がった。市庁舎に「祝優勝」の懸垂幕が掲げられ、ゆかりの鮮魚店では優勝記念セールが始まるなど鳥栖市は、郷土の優勝監督誕生に祝福ムードに包まれた。

 鳥栖市の緒方監督の実家では、親戚約20人がテレビで巨人戦を観戦、優勝が決まると全員が歓声を上げて喜んだ。妹の内山さおりさん(44)は就任2年目で栄冠を手にした兄を「野球一筋の人。誇らしい」と祝福。4位に終わった昨季は「苦しんだと思うが、私たちには一切そぶりを見せなかった」と言い、「母孝子は天国で誰よりも喜んでいるはず」と涙をぬぐった。

 鳥栖高校野球部で指導を受けた故平野國隆さんの妻みさ子さん(69)は「表現できないぐらいの喜び。優勝パレードにはぜひ行きたい」と胸を躍らせた。緒方監督は毎年開幕前に訪れ仏壇に手を合わせており、今季はみさ子さんも広島に数回足を運び声援を送った。「最後まで順位を落とさず優勝してくれてよかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 高校の同級生で三田川中教諭の高木健さん(47)は“球友”の快挙に「本当によくやってくれた。天国の平野監督も喜んでくれているはず」。「夏の甲子園予選の選手宣誓の練習に付き合った」と思い出を語りながら、「クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本一まで駆け上がってほしい」と期待を込めた。

 後輩も刺激を受けた。緒方監督が鳥栖市で毎年開いている少年野球教室で、直接指導を受けた鳥栖高野球部2年の小柳諒真さん(17)は「選手と監督の両方で結果を出してすごい。偉大な先輩が、努力すれば結果が出ることを証明してくれた」と感激。「今度は自分たちが甲子園に立つ姿を見せたい」と話していた。

 鳥栖市は広島優勝を祝い11日朝、市庁舎に懸垂幕を掲げた。

最終更新:9/11(日) 21:11

佐賀新聞