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ゴルフ場跡地開発で住民説明会 茅ケ崎、懸念の声が噴出

カナロコ by 神奈川新聞 9月11日(日)10時3分配信

 本年度末で閉鎖予定の茅ケ崎ゴルフ倶楽部(茅ケ崎市菱沼海岸)の跡地開発に関する住民説明会が10日、同市役所で開かれた。緑地の減少や住環境の悪化、工事期間中の騒音などを理由に、住民側からは開発への懸念の声が噴出。「白紙撤回を求める」との意見には大きな拍手が湧き起こった。

【写真】海沿いにある茅ケ崎ゴルフ倶楽部

 ゴルフ場の敷地の6割を所有する県と市道部分を所有する市の主催。商業施設や宅地、公園などの整備を提案した東急電鉄・電通グループが開発事業者に決まり、その内容を説明するために企画された。

 ゴルフ場が広域避難場所に指定されていることから地元の関心も高く、説明会には住民約100人が参加。「『防災や緑の観点からゴルフ場を残してもらいたい』『困る施設は住宅や商業施設だ』と声を上げてきたが、今回の提案は見事に裏切られている。白紙撤回してもらいたい」などの批判が上がった。

 また、情報公開を巡る県と市の姿勢が不十分と指摘する意見も。「県議会の議論も非常に生ぬるく、これだけ反対が上がっていることをきっちり議員にも伝えてほしい」「この説明会の議事録を知事や市長、各社長にしっかり見せてほしい」などと求めた。

 2017年度以降の事業着手に向け、県などは今後、説明会での意見も踏まえてより詳細な実施計画をまとめていく方針。

最終更新:9月12日(月)12時15分

カナロコ by 神奈川新聞