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「志功の縁」まちづくりに活用 棟方まつり

北日本新聞 9/11(日) 19:13配信

 南砺市福光地域ゆかりの板画家(はんがか)、棟方志功をしのぶ「棟方まつり」が11日、同市福光美術館で始まり、志功の孫で棟方研究家の石井頼子さん(59)=東京=の講演や、田中幹夫市長との対談を通じ、まちづくりへの活用の方策を探った。市長は、棟方ゆかりのスポット巡りの利便性を高めるため、JR福光駅と福光美術館を結ぶシャトルバスを運行する方針を示した。

 石井さんは、1945年4月から6年余りの福光疎開時代について、「地域の人々に支えられ、他の時代には見られない伸び方をした」と評価。その後の代表作につながる作品として、カッパ伝説がある瞞着(だまし)川を題材にした作品などを挙げた。

 田中市長は石井さんとの対談で「多くの人が棟方さんの生きざまに引き付けられ、まちづくりにつながっている」と述べ、ゆかりの地がある全国5自治体のサミットを2018年に開きたい考えを示した。

 棟方志功記念館愛染苑や、志功の旧居「鯉雨画斎(りうがさい)」などがある福光地域中心部と、棟方作品を集めた福光美術館の回遊性を高めるため、10月からシャトルバスを運行する方針も明らかにした。

 「棟方まつり」は、南砺市棟方志功まちづくり連絡協議会(水口秀治会長)が初めて開催した。13日まで。北日本新聞社後援。

北日本新聞社

最終更新:9/11(日) 19:13

北日本新聞