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<J2清水>別格10番、大前FK弾 第31節

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月12日(月)12時45分配信

 相乗効果が苦しい試合を快勝に変えた。1―0の後半29分、白崎のスルーパスに絶妙なトラップで抜け出した金子が公式戦4戦連発となるゴールを決める。「背番号10が見えていた。交代は自分だろうと思っていたので、なにか見せ場をつくりたかった」と話す金子が最後に大仕事をして、大前につないだ。

 「あの得点でピッチに入りやすくなった」と大前。左肋骨(ろっこつ)4本の骨折と肺を挫傷した6月8日の町田戦以来の公式戦復帰。先週は自主練習で追い込み、万全の状態に仕上げていたが、精神的にも楽になった。

 ロスタイムを含めて17分間のプレーは別格だった。34分に枝村のパスを受けて放ったシュートでCKを獲得。36分、白崎のパスに相手の背後を突き、たまらず倒したDFは退場に。自ら得たFKをゴール右隅に突き刺し、今季13点目。負傷した町田戦以来の得点で復帰戦を自ら祝った。

 前日練習後、大前が金子に「あした、点を取れよ」と声をかけた。この一言で先発の座を死守したい金子の思いは「いつも通り、チームの勝利に貢献すればいい」に変わり、余分な力が抜けた。

 小林監督は「いいバトンタッチをしてくれた」と今後も激しいポジション争いでチームを活性させていくつもりだ。

静岡新聞社

最終更新:9月12日(月)17時10分

@S[アットエス] by 静岡新聞