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<リオパラ>新義足で東京に照準 ロンドン陸上出場 春田選手

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月12日(月)17時10分配信

 12日(日本時間13日)のリオデジャネイロ・パラリンピック陸上男子400メートルリレー(切断など)に、佐藤圭太選手(トヨタ自動車、藤枝市出身)、山本篤選手(スズキ浜松AC)が出場する。前回ロンドン大会で2人とともに(山本選手は補欠)4位入賞した春田純選手(ウオーターワークス、静岡市清水区)は「メダルを十分狙える」とエールを送る。

 特に佐藤選手とは競技用義足のベンチャー企業「サイボーグ」(東京)で開発に携わるアスリート同士。「義足の改良と、自身の走力アップを続けていけば、世界と戦える」と、4年後の東京大会へ意欲を高めている。

 ロンドン大会では、アンカーを務めた春田選手。2走の佐藤選手らがつくったいい流れを引き継ぎ、日本記録を更新した。レース後には、チームのまとめ役だった山本選手とも喜びを分かち合った。

 東京開催が決まった2013年、春田選手は35歳。年齢的にリオと東京の両方にピークを合わせるのは難しいと感じた。「リオは見送り、東京に全てを懸ける」。そう決断した直後、義足の新規開発を志し、サイボーグ社設立に動いていた遠藤謙社長(38)=沼津市出身=と出会った。当時は、喜びを与えてくれた競技への恩返しを考え始めた時期。「東京大会に純国産義足で出場することが、競技普及につながる」と思った。

 9日の100メートル予選で自己新をマークした佐藤選手の走りに刺激を受けた。「自分もさらに記録を伸ばせると確信した。最高の義足をつくって東京に臨みたい」。言葉に力がこもった。

静岡新聞社

最終更新:9月12日(月)17時10分

@S[アットエス] by 静岡新聞