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蓄電池システムをクラウドで統合管理、VPPのプラットフォームへ

スマートジャパン 9月12日(月)13時10分配信

 蓄電池ベンチャーのエリーパワーは、2016年4月に発表した可搬型蓄電システム「POWER YIILE 3(パワーイレ・スリー)」をこのほど発売した他、新たにクラウドサービス「ELIIY CLOUD(エリークラウド)」を開始した(図1)。

【蓄電率や自給率表示のイメージ画面】

 パワーイレ・スリーは同社が2010年から展開している可搬型蓄電システムの3代目モデルで、累計1万台の導入実績を基に開発した。電池容量は2代目の「POWER YIILE PLUS」と同じく2.5kWh(キロワット時)だが、出力は従来の1.0kVA(キロボルトアンペア)/kW(キロワット)から、1.5kVA/1.4kWに高出力化を図っている。

 製品本体の大きさは320×585×514ミリメートルで、重量は52キログラム。従来製品より全体で約20%小型・軽量化。直流充電を可能とし、太陽光パネルから直接充電できる他、有線LANを通じてインターネットに接続することができることが特徴である。

●VPPの基盤を期待される「エリークラウド」

 この通信機能を利用したサービスが「エリークラウド」である。新サービス「エリークラウド」は、初代モデルから搭載している遠隔監視機能「ごあんしんサービス」を基に、スマートフォンやタブレットから簡単に蓄電システムのモード変更などの操作、蓄電率、電力履歴などの確認を行うことができる(図2)。

 現状では遠隔監視や一部制御の役割を担うだけだが、エリーパワーではこのエリークラウドをエネルギー情報の制御基盤として活用していく方針。将来的には、バーチャルパワープラント(以下、VPP)などを同基盤によって実現していく計画だという。

最終更新:9月12日(月)13時10分

スマートジャパン