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<パラ・ボッチャ>不遇に耐えて悲願…日本「銀」以上

毎日新聞 9月12日(月)11時42分配信

 【リオデジャネイロ飯山太郎】リオデジャネイロ・パラリンピック第5日は11日、ボッチャのチーム(脳性まひ)の日本が準決勝でポルトガルを8-5で破り、決勝進出を決め、銀メダル以上が確定した。2008年北京大会から出場した日本勢のメダル獲得は初めて。12日(日本時間13日)の決勝でタイと対戦する。

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 準決勝で勝利が決まると、3大会連続出場の広瀬隆喜は雄たけびを上げた。第3エンドの最終投で相手ボールをはじき、大量4得点を挙げた。決勝進出の立役者は「悲願だった」と笑みを浮かべた。

 パラリンピックで1984年から実施されているボッチャは、目標球に相手よりボールを近づけられるかを競うカーリングに似た競技だ。日本は2008年北京大会から出場し、12年ロンドン大会では準々決勝まで進んでいた。

 パラリンピックの出場権は、国際大会の成績をポイント化して上位に与えられるが、ロンドン大会後は対象の大会が従来の年1大会から数大会に増えた。広瀬は「海外で戦う機会が増えた」と経験を積めたことが躍進の理由の一つと語る。日本ボッチャ協会にスポンサー企業がついたのは今年からで、それまで海外遠征は選手の自腹だった。「強くなりたい」との一心で不遇に耐えた選手たちは、リオの地で輝きを見せた。

最終更新:9月12日(月)14時8分

毎日新聞