ここから本文です

被災地発信企画展始まる 県立美術館

福島民報 9月12日(月)10時14分配信

 福島市の福島県立美術館の企画展「被災地からの発信 ふくしま3.11以降を描く」は10日、同美術館で開幕した。初日は館内でシンポジウムを行い、東日本大震災後の美術表現の可能性を探った。
 小勝礼子(元栃木県立美術館学芸課長)、原田光(元岩手県立美術館長)、三上満良(宮城県美術館副館長)の3氏が意見を交わした。司会の伊藤匡県立美術館学芸課長が被災地の感情から乖離(かいり)した表現について意見を求め、三上氏は「他者の記憶にどうとどめるかは制作する人にとって大きな課題」と応じた。
 企画展では県内出身・在住の作家7人が記憶の風化や原発を主題にした絵画など約70点を展示している。無料。午前9時半から午後5時で、10月10日まで。問い合わせは同美術館 電話024(531)5511へ。
 17、10月1の両日午後2時から出品作家のトークを行う。予定は次の通り。かっこ内は住所。複数の場合は出身地、住所の順。
 ▽17日=片平仁(福島)宮本興一郎(郡山)門馬美喜(相馬、東京)油井ひろ子(福島)▽10月1日=斎藤杏奈(福島、東京)坂内直美(南相馬、神奈川)松本良子(二本松)

福島民報社

最終更新:9月12日(月)11時2分

福島民報