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クリントン氏、肺炎と診断 選挙活動を2日間中止へ

朝日新聞デジタル 9月12日(月)10時25分配信

 米ニューヨークで11日朝、15年前の同時多発テロの追悼式に出席していた民主党大統領候補のクリントン氏(68)が体調を崩して退席した。陣営は同日夕、「9日に肺炎と診断され、抗生物質を処方されて治療していたが、追悼式で暑くなって脱水症状を起こした」と発表。その後、12、13日に予定していたカリフォルニア州での選挙活動も中止すると明らかにした。

 追悼式はテロで崩壊した世界貿易センタービルの跡地で開催。会場に到着したクリントン氏は他の出席者と並んで立っていたが、約1時間半で離れた。会場にいた人が撮影し、ツイッターに投稿した動画では、クリントン氏が車に乗ろうとしてよろめき、周囲から支えられるようにして乗車する様子が映されていた。

 クリントン氏はマンハッタン内の娘の自宅で休養した後、約2時間たってから歩きながら現れ、郊外の自宅へ向かった。この時は笑顔で手を振り、「気分はいい」と話し、陣営も「追悼式で暑くなりすぎた」と説明していたが、その後、肺炎と公表した。陣営が発表した医師の話によると、アレルギー関連のせきが続き、診断の結果、肺炎が分かったという。医師は11日午後にも診察し、「順調に回復している」とした。

 追悼式には共和党候補のトランプ氏(70)も出席していた。トランプ氏や周囲は以前から「クリントン氏の健康に不安がある」と主張しており、今後いっそう強める可能性がある。11日はテロ事件の犠牲者たちに敬意を示すため、両候補が選挙活動を控えることを以前から決めていた。(ニューヨーク=中井大助)

朝日新聞社

最終更新:9月12日(月)12時32分

朝日新聞デジタル