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企業物価指数、8月は前年比-3.6% 3カ月連続で下げ幅縮小

ロイター 9月12日(月)10時13分配信

[東京 12日 ロイター] - 日銀が12日公表した8月の企業物価指数(CGPI)は98.9となり、前年比で3.6%下落した。前年に比べて原油などの国際商品市況が持ち直しており、下げ幅は3カ月連続で縮小しているが、円高の影響もあって改善の動きは鈍い。

ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比3.5%下落だった。

前年比で大きく下落したのは、引き続き石油・石炭製品(15.2%下落)やスクラップ類(13.0%下落)、非鉄金属(12.9%下落)、電力・都市ガス・水道(11.3%下落)など。ただ、いずれも国際商品市況の持ち直しなどを背景に、昨年に比べてマイナス幅は緩やかな縮小傾向にある。

全814品目のうち前年比で上昇したのは232品目で、下落は510品目。下落が上昇を278品目上回った。7月は下落が287品目上回っており、差が縮小した。

前月比は7月の横ばいから0.3%下落となり、2カ月ぶりのマイナスとなった。燃料調整単価の引き上げにより、産業用特別高圧電力や大口都市ガスなどを含む電力・都市ガス・水道や、円高の影響もあって非鉄金属などが押し下げ要因となった。

企業物価指数は、企業間で取引される財の価格を合成した指数。企業間の需給や為替、国際商品市況などで変動する。

(伊藤純夫)

最終更新:9月12日(月)10時13分

ロイター