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板橋区立水車公園で恒例の親子稲刈り体験 古き良き日本の田園風景を後世に /東京

みんなの経済新聞ネットワーク 9月12日(月)12時45分配信

 板橋区立水車公園(板橋区四葉1)内の水田で9月10日、区内在住の親子16組がもち米を収穫する稲刈り体験が行われた。(板橋経済新聞)

昔一般的に使われていた上掛け式の水車を再現した水車小屋

 水車公園のある板橋区四葉・徳丸周辺は、数十年前まで区内有数の水田地帯で「徳丸たんぼ」と呼ばれる地域だったが、宅地化が進んだ現在はその当時の様子をうかがい知ることはできなくなっていた。同公園は、当時の面影を後世に伝えようと板橋区が1985(昭和60)年に開設。2面計約130平方メートルの水田を配置し、水田脇には水力で穀類をつくための水車小屋も再現され、区民による稲作体験が毎年開催されている。

 今年も5月に「ヒデコモチ」という品種のもち米の苗を植え、7月には近隣の小学校の児童が作ったかかしが水田脇に立てられ、今回の稲刈りを無事に迎えた。

 この日参加した子どものほとんどは、稲刈りだけでなく鎌を持つことが初めて。水田を管理する「徳丸北野神社田遊び保存会」指導の下、稲の育成状況や稲刈り時の鎌の取り扱い等について学んだ後、グループごとに作業を行って一人2~3株ずつ稲を刈り取った。水車公園内は子どもたちの元気な歓声であふれ、「どろどろになったけど楽しかった」「春に植えた苗が大きくなってビックリ」「食べるのが楽しみ」などと満足そうに話していた。

 刈り取った稲は、同保存会によって1週間ほど天日干しにされた後に脱穀・精米され、11月26日に行われる収穫祭の餅つきで振る舞われる予定。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:9月12日(月)12時45分

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