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内田順三G打撃コーチが明かした「巨人と広島の差」

東スポWeb 9月12日(月)16時54分配信

 巨人の2年連続V逸の要因は何なのか? 広島と対照的だったのは中堅野手の低迷だ。菊池や丸らが輝きを放ったのに対し、ほぼ同世代の大田や中井らが今年もレギュラー取りに失敗。その「差」について両軍で指導経験を持つ巨人・内田順三打撃コーチ(69)に聞いた。

 内田コーチ(大田)泰示にしてもチャンスは与えられたはず。結局のところ、いかにたくさんバットを振ってきたか。カープの場合は秋からキャンプでもとにかくバットを振らせる。選手が力を抜けば、容赦なく叱る。巨人の選手が振っていないとは言わないが、結果的に成果が上がっていないということは、バットを振っていないのと一緒。過程も大事だが、結果が出ないと。だから一軍と二軍を行ったり来たりして、控えの選手になってしまう。

 ――一軍に定着できるのか

 内田コーチ ここからレギュラーを取ろうと思ったら簡単ではないよ。(大田は今季57試合出場のうち)10試合、20試合で活躍したなんていうのは、やったうちに入らない。年間を通してできたか、できないかだから。

 ――手厳しい

 内田コーチ 変化球に弱いだの、技術的な欠陥もいろいろとあると思うよ。それにファームにいる時から意識を変えないといけない。俺らの時もそうだったが、カープの伝統として根底に積極打法がある。打者がファーストストライクから打ちにいけば、相手の投手は難しいボールを投げようとする。ストライクの確率も悪くなる。初球から打ってくる恐怖心を相手に与えることは大事。喧嘩でも相手が強いと分かっていれば、先に手を出さないとやられちゃうでしょ?

 ――口酸っぱく言ってきた

 内田コーチ そう。しかし、これは年単位の時間がかかるかもしれない。田中や菊池、丸なんかはファームにいて若い時からやってきたこと。それが今につながっているんじゃないか。

 巨人は阿部や村田ら、ベテラン勢の壁を突き破る次の芽が出てこない。みずみずしく輝くカープの顔ぶれを横目に、盟主再建への課題は山積みだ。

最終更新:9月12日(月)16時54分

東スポWeb

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