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名器「ストラディバリウス」を作った名匠が、ギターを作っていたことを知っていますか?

M-ON!Press(エムオンプレス) 9月12日(月)18時19分配信

あなたは世界に1本しかないギターの音色を聴いたことはあるだろうか。300年以上前に作られたという超貴重で超高額な「ストラディバリウス」のギターの音色を今回はご紹介する。

音色はこちらでチェック!

■世界に名だたる名器「ストラディバリウス」

「ストラディバリウス」とは、17世紀から18世紀にかけて活躍したイタリアの楽器職人、アントニオ・ストラディバリが制作した弦楽器群。アントニオは生涯でトータル1,100本以上の楽器を作り、今ではそのうちの約600本が現存しているという。音色、彫刻の精密さ、光沢などすべてが完璧とされ、世界的に名高く、特にヴァイオリンは数億円の値がつけられることが当たり前なほど。

2014年には、アメリカで6億円もの価値のあるストラディバリウスが奪われる事件が発生し、美術品の盗難などを専門に扱うFBIまで出動したことで世界中を賑わせた。

また、コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズ・シリーズ」では、劇中でシャーロックがストラディバリウスを弾くシーンがあるほど(「マザリンの宝石」事件で、ヴァイオリンの腕前を使い事件を解決した)。

このように、優れた楽器の代表として、さまざまなフィクションにも登場しているのだ。

■名匠・ストラディバリが手掛けたギターの音色

高価な名器として知られているストラディバリウスのなかで、唯一残っているギターが「Stradivari Sabionari」だ。

これまで5つのギターが確認されているが、演奏可能なのがこの1本のみなのだとか。1679年に作られたというこのギター、今でも状態が良く演奏できるなんて信じられない。元々はプライベートコレクターが所有していたそうだが、現在は博物館に展示されているという。

12弦が張られている小さめのギター、という印象だが、肝心な音色はどこか暖かみがあり時代を感じることができるとても美しいもの。貴重に扱われているため、生で聴くのは難しいかとも思えるが、実は、定期的に音楽活動で使用されているという。

300年以上前にもこの音色が存在していたと思うと、なんだかタイムスリップしたような気分になる。この超貴重なストラディバリウスのギター、あなたにはどう聴こえただろうか。

PHOTO:(C) furtseff ? Fotolia.com

最終更新:9月12日(月)18時19分

M-ON!Press(エムオンプレス)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。